ABBA


(SHM-CD)


(特別盤)


(特別盤)

Ring Ring

ビヨルン・ウルヴァースとベニー・アンダーソンが組んでいたグループにバッキングボーカルとしてアグネタ・フォルツコグとアンニ=フリッド・リングスタッドが参加するという形で活動開始。

全盛期とは異なりビヨルンがリードボーカルをとる曲が多く、半数近くを占めます。

女性陣がリードボーカルの曲は全盛期を感じさせる魅力がありますが、ビヨルンのボーカル曲は古臭さを感じ、アルバム全体としてはイマイチです。

リリース当時はABBAというグループ名がなく、ビヨルン&ベニー、アグネタ&フリーダ名義でした。

特別盤では、お宝映像を収録したDVDとのセットになっています。


(SHM-CD)


(特別盤)


(特別盤)

Waterloo

1973年から始まったレコーディングの最中に、翌年のユーロヴィジョン・ソング・コンテストのスウェーデン代表になることが決まり、勝負をかけたWaterlooで見事グランプリを獲得。一気にスターダムにのし上がった作品。

グイグイと来るのはWaterlooくらいで、他はゆったりとした名曲が収録されています。

全盛期のノリノリ・ポップではありませんが、落ち着いた感じがするABBAも魅力です。

特別盤では、お宝映像を収録したDVDとのセットになっています。


(SHM-CD)


(特別盤)


(特別盤)

ABBA

二人の女性ヴォーカルが絡み合う、きらびやかなABBAサウンドが確立した作品。

誰でも「合唱」したくなるノリノリ・ポップMamma Miaや、せつないメロディーに心を締め付けられるSOSを収録。ロック色の強い、勢いのある作品です。

後半のスピーディーでシンフォニックなインスト作品でググッと盛り上げて、バラードで落ち着かせた後、ハードなロック曲でドドンと締めるという流れは絶品。

特別盤では、お宝映像を収録したDVDとのセットになっています。

 


(SHM-CD)


(特別盤)


(特別盤)

Arrival

ゴージャスなDancing Queen、怪しげなMoney Money Money、胸キュン・ポップThat's Me、しんみりバラードもあり、ABBAサウンドの完成形です。

30周年記念特別盤では、お宝映像を収録したDVDとのセットになっています。


(DVD)


(Blu-ray)


(Blu-ray)

ABBA the movie

Dancing Queenが大ヒットした勢いにのったABBAが1977年に行ったオーストラリア公演の模様を収録したドキュメンタリー映画。

「ラジオDJがABBAに独占インタビューできるか?」というストーリーに沿って、展開していきます。

コンサートの映像も収録されていますが、細切れなので、ライヴ映像を期待してみるとがっかりします。それを承知のうえで見ると結構楽しめます。


(SHM-CD)


(特別盤)


(特別盤)

The Album

前作の若さあふれるノリノリ・サウンドから一変し、オトナの色っぽさを感じる曲が収録されています。

アルバムの幕を開ける、壮大なスケール感が漂うバラードEagle、ドラマチックなOne Man, One WomanやMove Onなど名曲ぞろいです。

ラストの3曲は1977年のヨーロッパ&オーストラリア・ツアーで披露されたミニ・ミュージカル「The Girl with the Golden Hair」の楽曲として披露されたもの。優しさを感じる曲からちょっとせつない曲を挟み、スリリングでダークな曲への流れは感動モノ。

30周年記念特別盤では、お宝映像を収録したDVDとのセットになっています。


(SHM-CD)


(特別盤)


(特別盤)

Voulez-Vous

タイトル曲を筆頭に当時流行していたディスコサウンドを取り入れた超ノリノリ・サウンドが展開されています。

子供のコーラスをフィーチャーした曲や至極の名バラードも収録され、緩急の利いた構成になっています。

ビヨルンが歌うDoes Your Mother Knowは彼のリードボーカル曲の中でベストクラスの出来。ノリノリです。

でも、前作にあった「陰味のある曲」がなく、深みに欠けます。

特別盤では、お宝映像を収録したDVDとのセットになっています。

Live at Wembley Arena

1979年11月10日のロンドンのウェンブリー・アリーナでの公演を完全収録したもの(CD2枚組)。「ヴーレ・ヴー」が世界的大ヒットする中でのライヴなだけに、熱気あふれる演奏が収録されています。

アグネタとフリーダの歌のうまさが際立っています。

名曲、ヒット曲のオンパレード。スタジオアルバムよりも熱気がこもっており、真のベストアルバムと言っても過言ではないです。

ちなみにDVD「イン・コンサート」にはこのライヴの一部分が収録されています。映像も見たい方はそちらもどうぞ。


(DVD)

In concert

1979年11月10日のノリノリ絶好調時代のロンドン・ウェンブリーアリーナ公演を収録。

最初の10分間は、ライブ映像のこま切れとアメリカツアー時のドキュメンタリーをミックスしたもので、「ライブを見せろ!」と不満が溜まります。

そこから後は、ヴーレ・ヴー収録曲を中心にした華麗なステージを堪能できます。アグネタとフリーダの歌のうまさには心が震えます。

曲数が少ないのと、短く編集された曲があるのが残念。


(SHM-CD)


(特別盤)


(特別盤)

Super Trouper

大人の円熟味と優しさを感じさせる、じっくりと聴かせるゆったり曲が多いです。

いい曲が目白押しですが、ABBAの魅力だった「ノリのよさ」はなく、ABBA初心者にはお勧めしません。

特別盤では、お宝映像を収録したDVDとのセットになっています。

ABBA in Japan

DVD2枚組。1枚目には1978年にTBSで放送された「アバ・スペシャル」をベースにした映像を収録。スタジオ・ライブのほとんどが口パクですが楽しそうに歌っています。生オケをバックにリアルに歌っている曲は素晴らしいです。

2枚目には、1980年の来日公演の舞台裏を収録した映像などを収録。日本を挙げてABBAを大歓迎している様子がほほえましいです(くわしくはこちらを)。


(SHM-CD)


(特別盤)


(特別盤)

The Visitors

シンセサイザーを多用し今までにないアプローチをしています。一曲目の無機質なアレンジを聴いて、違和感がでてきます。

おしとやかな曲が多くてパンチにかけます。バラード曲は美してしんみり心にしみます。

ビヨルンとアグネタ、ベニーとフリーダともに離婚しており、チームワークに欠けた感がにじみでています。

ABBA初心者は絶対聴いてはダメです。最後の最後に好奇心程度に聴くくらいで。

特別盤では、お宝映像を収録したDVDとのセットになっています。

ABBA Live

1979年11月10日のロンドンのウェンブリー・アリーナでの公演からの選抜を主体にして、1977年3月のオーストラリア公演からの2曲、1981年4月のスウェーデンのTV番組でのミニコンサートからの4曲を加えたもの。


(2CD)


(CD+DVD)


(CD+2DVD)

Voyage

2018年に、ホログラム技術を使ったアバターでのコンサート企画のために再集結して新曲2つをレコーディングしたら楽しくなって止まらなくなり、結局フルアルバムに発展。

「スーパー・トゥルーパー」に近い、落ち着いた雰囲気のある心休まる良曲がそろっています。フリーダは声がもともと低めなせいか、年の影響を感じない深みのある声を聴かせてくれます。アグネタはかつてのハーイトーンは出ていないものの落ち着きのある声が曲にマッチしています。

日本版2CDは、ベスト盤アバ・ゴールドとのセット、CD+DVDは代表的ヒット曲のミュージック・ビデオ、珍しいビデオ・クリップなど計36曲を収録したDVDのセット、CD+2DVDは「アバ・イン・ジャパン」とのセットです。







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