1974年以前にもアルバムを発表していますが、音楽性が違っていて聴く予定はないので省略します。

A

Fleetwood Mac

活動拠点をイギリスからロサンゼルスに移すことを決意して渡米。

直後にギタリストが脱退したことで、後任を探していたらリンジー・バッキンガムと出会い、さらにリンジーの希望で彼のパートナーのスティーヴィー・ニックスも加入しました。黄金時代の幕開けです。

クリスティン・マクビーのやさしいお母さん風の声、スティーヴィーのけだるそうなダミ声、リンジーの一風変わった声という個性的な声が曲に多彩な味付けをしています。

クリスティンが歌うほんわかポップ「セイ・ユー・ラヴ・ミー」、スティーヴィーが歌う哀愁漂う「リアノン」は聴いていて心地よさを感じます。

軽快さ、やさしさを感じる曲が多く、耳馴染みがよいです。


(3CD)


(3CD)


(4CD+DVD+LP)


(SACD)

A

Rumours

前作からの流れを組む作品。

「ドリームス」、「ドント・ストップ」、「ユー・メイク・ラヴィング・ファン」などシングルヒットした曲など名曲だらけ。全米で大ヒットしてグラミー賞を取得したことが頷けます。

しかし、その裏ではマクヴィー夫妻の結婚生活が破綻し、リンジーとスティーヴィーは交際をやめるという人間関係のゴタゴタが起こっていました。その辛さから逃れるために曲作りに没頭したことが幸いしてよい曲がたくさんできたという説があります。

ライヴ音源やデモ音源を収録した3CDセットもあります。


(3CD)


(3CD)


(5CD+DVD+2LP)


(expanded)


(deluxe)

B

Tusk

リンジーがノリに乗っていて、実験的とも言える曲を次々に放ち、それに負けじとスティーヴィーやクリスティンも曲を連射。

これまでのやさしさ、明るさだけでなく、憂いさ、ハードさを感じる曲もあり、多彩な曲が収録されています。

結局、LPレコード1枚には収まりきれなくなり、2枚組で発売されました。

女性ボーカル曲とリンジーのボーカル曲が交互に収録されていて、最初聴いた時は「女性ボーカルだけに絞ったら名作度があがったのにな」と思いましたが、聴いていくうちにリンジーの曲に魅力を感じてきました。

A

Live

1977〜1980年のコンサートから選抜された音源で構成されたもの。「ファンタスティック」〜「タスク」に収録された名曲たちが熱意こもった演奏で収録されています。

選曲&演奏ともに文句なし。彼らの魅力が凝縮されています。

何と、1曲目の「マンデー・モーニング」は東京公演の音源です。誇るべきことです。

B

Mirage

「タスク」が実験的な側面が強かったせいかセールス的にイマイチだったために、「噂」路線で二匹目のどじょうを狙いにいった作品。

クリスティンの「ホールド・ミー」、スティーヴィーの「ジプシー」、リンジーの「オー・ダイアン」というヒット曲を収録

全体的に薄味であっさりとした曲が多いです。特にリンジーの曲の魅力が不足している気がします。保守的に回り過ぎたのか?

すらっと聴けますが、あまり後味が残らないという感じ。

B

Tango in the Night

従来のポップさにエスニックな要素も加え、コテコテ感がある曲が収録されています。不思議な感覚がする曲があり、じっくりと聴きこんでいくと味わいが深まっていきます。

スティーヴィーの「セヴン・ワンダーズ」、クリスティンの「リトル・ライズ」はこれまでになくアレンジが豪華でスケールがでかい気がします。

アルバムの発表後、リンジーが「バンドにいると自分の創造力が失われてしまう」とバンドに告げ、大げんかの末に脱退。

C

Behind the Mask

曲が書けて歌えるギタリスト、ビリー・バーネットとリック・ヴィトーを迎えて6人体制で再出発した作品。

オープニングのクリスティンが歌う「スカイズ・ザ・リミット」はポジティブさを感じます。続くハードな「ラヴ・イズ・デンジャラス」はスティーヴィーとリックが対等に張りあったデュエット曲。リンジー時代にはこんなからみはあまりなかったので新鮮味があります。3曲目のバーネットの「イン・ザ・バック・オブ・マイ・ウインド」は映画音楽風のスリリングなプログレ調で始まるこれまでのマックにない雰囲気を感じる7分曲。

「リンジーがいなくてもいいアルバムを作ってみせるわよ」という気合を感じます。

このアルバムのサポート・ツアー終了後、リックとスティーヴィーが脱退。

D

Time

女性ボーカルとしてカントリー娘のベッカ・ブラムレット、ギタリストとしてデイヴ・メイソンが加入。

クリスティンが歌う曲はいつもの「マック調」ですが、それ以外の曲は全く別物。

他の作品を揃え終わり、クリスティンの歌声をもっともっとも〜っと聴きたいと思ったら買うくらいでよいです。

アルバムの発表後、ベッカとビリーがカントリー道を追及するために脱退、さらにはクリスティンまでも脱退してしまいました。

A

The Dance

クリスティンの脱退でマックの運命も尽きたと思われたものの、ミックとリンジーがセッション組んだり、スティーヴィーとリンジーがサウンドトラックに取り組んだりと交流が続き、1997年3月に全盛期マックが再結集しました。

このアルバムは5月に開催されたコンサートを収録したもの。

全盛期の作品から名曲ばかりを抜粋して凝縮した感じ。まさにベスト中のベスト。新曲も収録されています。

DVDも発売されています。

1998年にはロックの殿堂入りを果たしました。喜びもつかの間、クリスティンが引退宣言をして再度離脱。

C

Say You Will

クリスティン抜きの全盛期マックで製作したアルバム(とは言え、クリスティンは数曲でキーボードとバッキング・コーラスを担当)。

リンジーとスティーヴィーが呪縛から解かれたかのような、自由奔放&好き勝手に多彩な曲を披露しまくっています。

「次に何がくるか?」という面白さはあるものの、マックの魅力の親しみやすいポップさはないです。

リンジー・バッキンガム/クリスティン・マクヴィー

A

Lindsey Buckingham Christine McVie

2014年に突如クリスティンがマックへの復帰を宣言。リンジーとクリスティンは曲作りを開始し、ミックやジョンも参加してレコーディングが進みました。

2014年9月〜2015年11月にかけて行われたマックのツアー終了後、いざ新作に取り掛かろうと思ったものの、スティーヴィーがソロ活動を優先するために、アルバム制作に参加せず、業を煮やしたリンジーとクリスティンが「もう、待てん」ということで曲を仕上げて二人名義でアルバムを発表しました。

つまり、実質、マック・マイナス・スティーヴィーって感じです。

全盛期マックを彷彿とさせる良質なポップが収録されていて楽しめます。

A

The Dance

1997年5月に全盛期のメンバーが再集結して開催されたコンサートを収録したもの。

全盛期の作品から名曲ばかりを抜粋して凝縮した感じ。まさにベスト中のベスト。新曲も収録されています。

?

2003年9月のコンサートを収録。

全盛期のメンバー(クリスティン抜き)で演奏しています。







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