ポール・マッカートニー名義


(2CD)


(2CD)


(2CD+DVD)


(2CD+DVD)

C

McCartney

ビートルズから離れ、「素のポール・マッカートニー」としての再出発を図るために、自分ひとりでレコーディングした作品。荒削りのギター弾き語り、ピアノ弾き語りが多いです。ロック系の曲はいかにも「多重録音で一人でやりました」という感じ。

ビートルズの「アビー・ロード」の完璧なアレンジと比べ、あまりにものシンプルさに物足りなさを感じますが、「ジャンク」、「恋することのもどかしさ」など小粒ながらキラリと光る曲もあります。

2010年デジタルリマスター。通常盤に加え、CD2枚のデラックス盤、CD2枚+DVD1枚のスーパーデラックス盤があります。


(2CD)


(2CD)


(4CD+DVD)


(4CD+DVD)

B

Ram

ポールとリンダ名義で作った作品。あえてビートルズ風の曲を避けたのか、これまでのポールの作品に比べ、演奏や歌い方が雑で、曲の練りこみが弱い印象があります。

「アンクル・アルバート/ハルセー提督」は、しんみりとした感じで始まり、その後の展開が面白く聴き応えがあります。他の曲は「もうちょっと頑張ってよ」という感じ。

2012年デジタルリマスター。通常盤に加え、CD2枚のデラックス盤、CD4枚+DVD1枚のスーパーデラックス盤があります。詳しい内容はこちら

ウイングス名義

D

Wild life

ライヴをやりたい欲求を抑えきれなくなったポールが結成したバンド「ウイングス」のデビュー作。

ギターには盟友となったデニー・レイン、ドラムには「ラム」のレコーディングに参加したデニー・シーウェル、キーボードにリンダが入りました。

即興のジャム演奏を収録した感じで、ドタバタとした演奏、メロディーもイマイチ、ド素人バンドかと聞き間違うほど。たった1週間で録音したそうです。

ジョンに向けてのメッセージを歌った寂しげな曲「ディア・フレンド」以外、目ぼしい曲はありません。

1972年1月にギタリストとしてヘンリー・マカロックが加入し、イギリスの大学やヨーロッパを巡るツアーを実施しました。

1993年デジタルリマスター。

B

Red rose speedway

前作があまりにも粗雑だったことを反省したのか、ポールらしい綿密なサウンドに仕上がっています。

うっとりとしたギターソロが堪能できる名バラード「マイ・ラヴ」収録。全体的におとなしいイメージがありますが、「ワン・モア・キス」、「リトル・ラム・ドラゴン・フライ」など小粒ながら味のある曲が収録されています。

1993年デジタルリマスター。


(2CD+DVD)


(2CD+DVD)


(3CD+DVD)


(3CD+DVD)

S

Band on the run

1973年5〜6月のイギリス・ツアーが成功した勢いで次回作のリハーサルに突入したものの、ヘンリーがバンドの方向性でポールと激論した末に脱退。ついでデニー・シーウェルがアフリカでのレコーディグを嫌がって出発前日に脱退。それでもめげることなく、残った3人で作り上げました。

ポールがベース、ドラム、ギター、キーボードを一人でこなしています。その彼の気合が全面にあふれ、組曲風の「バンド・オン・ザ・ラン」、へヴィーでノリのよいロック「ジェット」を皮切りに、個性的な曲が並び、飽きることがありません。

「ポールの新たな頂点」ともいえる傑作です。

2010年デジタルリマスター。通常盤に加え、CD2枚+DVD1枚のデラックス盤、CD3枚+DVD1枚のスーパーデラックス盤があります(詳しくはこちら)。


(2CD)


(2CD)


(2CD+DVD)


(2CD+DVD)

S

Venus and mars

「またライヴをやりたい!」という気持ちからメンバーを募集し、1974年4〜5月にジミー・マカロックがギタリスト、ジェフ・ブリットンがドラマーとして加入。

新生メンバーで6月に「ジュニアーズ・ファーム」をレコーディングしてシングル発売し、ついで「ヴィーナス・アンド・マース」のレコーディングに突入。これで順風満帆に行くかと思ったら、ジミーとの人間関係の対立でジェフが3曲のレコーディングだけで脱退し、後任にジョー・イングリッシュが加入しました。

アコースティック曲から切れ目なくハード・ロックに流れ込むオープニングから、広がりのあるギターソロが爽快なエンディングまで、一分の隙もなく組み立てられた傑作。

ポール以外のメンバーがボーカルを取る曲もあったり、ホーンセクションやオーケストラも入れ、変化に富んだサウンドが楽しめます。

2014年デジタルリマスター。CD2枚組とCD2枚+DVD1枚のデラックス盤があります。くわしくはこちら


(2CD)


(2CD)


(2CD+DVD)


(2CD+DVD)


(2CD分)

C

Wings at the speed of sound

「ポールの作品ではなく、ウイングスの作品だ」ということを強く意識して作られた作品。

「心のラヴソング」はポールのユニークなベースラインが楽しめるポップ曲ですが、それ以外は、緊張感が抜け、ダラダラした感じがします。

ポール以外のメンバーがボーカルをとった曲もイマイチで、リンダが歌う曲は騒音です。

2014年デジタルリマスター。CD2枚組とCD2枚+DVD1枚のデラックス盤があります。くわしくはこちら


(3CD+DVD)


(3CD+DVD)

S

Wings over America

アメリカ・ツアーでのライヴを収録。ウイングスの名曲を収録したのはもちろん、ビートルズ曲も演奏しています。

オープニングの「ヴィーナス・アンド・マース」、「ロック・ショウ」、「ジェット」のメドレーにはノックアウトされます。

ポールがノリノリでシャウトしまくり、ライヴを楽しんでいるシーンが目に浮かびます。

スタジオアルバムではイマイチだった「スピード・オブ・サウンド」の曲が生き生きとしていて印象が全く違います。

2013年デジタルリマスター。通常盤に加え、CD3枚+DVD1枚のスーパーデラックス盤があります(詳しくはこちら)。


(DVD)


(Blu-ray)


(Blu-ray)

S

Rockshow

ウイングス絶頂期のアメリカ公演を収録したもの。ポールの最全盛期とも言える映像が収録されています。

2013年になり、映像・音声とも改善されて再発されました。以前発売されていたVHSやレーザーディスクではカットされていたビートルズ曲などが収録された完全版です。

見ないのは一生の損!!
つべこべ言わずに見ましょう!!

A

London town

1977年2月にロンドンでレコーディングを開始後、「気分転換しよかっ!」ということでカリブ海にあるヴァージン諸島に移動し、ヨットの中でレコーディング実施。

レコーディング途中で、ジョーがホームシックにかかりアメリカに戻るために脱退、ついでジミーがスモール・フェイセズに加入するために脱退。残った3人で曲を仕上げました。

「ロンドン・タウン」、「幸せをちょっぴり」ではいつもの甘いポール節が聴ける一方で、アンデス風のアコギのフレーズが魅力的な曲やプレスリーっぽいロカビリー曲など、一風違ったサウンドも楽しめます。

特に目立った曲はなく、地味な感じがしますが、全体に漂う「ほんわか感」が心地よいです。

1993年デジタルリマスター。

A

Back to the egg

1978年にギターにローレンス・ジュバー、ドラムにスティーヴ・ホリーが加入。

「原点に戻る」と言うタイトルが示すように、初期ビートルズが持っていたロックンロール魂を炸裂させた作品。

ゆるいポップはなく、パワフルなロック曲が数多く収録されています。それとコントラストを成すバラード「冬のバラ/ラヴ・アウェイク」のせつなさは絶品です。

ピンク・フロイド、レッド・ツェッペリン、ザ・フーなどの大御所のメンバーがゲスト参加したロケストラ(=ロック・オーケストラ)作品を二曲収録。

このアルバムをひっさげて11〜12月にイギリス公演をして、その勢いで1980年1月に日本公演のために来日するもののポールが大麻所持で逮捕されコンサートはお流れ。

その後、ウイングスは存続はしていたものの、ポールがジョンの死にショックを受けてコンサート活動を封印したことから、1981年4月にデニーが脱退を表明して、ウイングスは終結しました。

1993年デジタルリマスター。

ポール・マッカートニー名義


(2CD)


(2CD)


(3CD+DVD)


(3CD+DVD)

D

McCartney II

「バック・トゥ・ジ・エッグ」の発売後の1979年7月にスコットランドの自分の農場に行って宅録したアルバム。

当面リリースするつもりはなかったものの、1980年1月の日本での逮捕騒動から帰国後にリリースを決定。

シングル発売された軽薄テクノポップ「カミング・アップ」をリアルタイムで聴いて嫌気がさし、36年間無視して聴いていませんでした。

2016年になってようやく聴きましたが、ピョコピョコとした人工的なサウンドが続き、3曲目くらいで嫌になって聴きとおせていません。

涅槃の域に達してから買わないと大損をこいた気になるでしょう。

「フローズン・ジャパニーズ」というタイトルの曲が「日本で逮捕されるという冷遇を逆恨みした曲」というのは誤解で、雪を抱いた富士山をイメージした曲とのこと。

2010年デジタルリマスター。通常盤に加え、CD2枚のデラックス盤、CD3枚+DVD1枚のスーパーデラックス盤があります。


(2CD)


(2CD)


(3CD+DVD)


(3CD+DVD)


(2CD分)

A

Tug of war

ビートルズ時代の盟友、ジョージ・マーティンをプロデューサーに迎えた傑作。

1980年12月に曲作りを開始するものの12月8日のジョンの死去にショックを受けて中断。翌年2月になって気を取り直して制作を再開しました。

大御所スティービー・ワンダーとのデュエット曲「エボニー・アンド・アイボリー」、リンゴ・スターがドラム叩く「テイク・イット・アウェイ」、心にしみるスロー・バラード「ワンダーラスト」など名曲ぞろいです。

「ヒア・トゥデイ」はジョンを偲んで歌った曲。

2015年デジタルリマスター(リミックスもやっている)。ボーナス曲を収録したCDとの2枚組と、オリジナル・ミックス音源を収録したCDやDVDがセットになった3CD+DVDがあります。詳しくはこちら


(2CD)


(2CD)


(2CD+DVD)


(2CD+DVD)


(2CD分)

B

Pipes of peace

もともと2枚組として録音が進んでいた「タッグ・オブ・ウォー」に収録されなかった曲に、新曲を追加して仕上げられた作品。

当時「スリラー」をヒットさせて人気絶頂だったマイケル・ジャクソンとのデュエット二曲を収録。しかし、それ以外に特筆すべき曲はありません。

2015年デジタルリマスター。ボーナス曲を収録したCDとの2枚組と、さらにDVDがセットになった2CD+DVDがあります。詳しくはこちら

B

Give my regard to broad street

前2作がセールス的に絶好調だったので、ノリノリの勢いで長年の夢だったオリジナル映画制作に取り掛かりました。同名の映画のサントラ盤です。

プロデュースには三度ジョージ・マーティンが携わっています。

新曲は「ひとりぼっちのロンリーナイト」くらいで、ビートルズやウイングスの曲のセルフ・カバーを多数収録。オリジナル曲と聞き比べてみると面白いです。

ピンク・フロイドTOTOのメンバーがゲスト参加しているのも聴きどころ。

1993年デジタルリマスター。

D

Press to play

映画「ヤァ!ブロード・ストリート」が大コケだったことにガッカリして、新たな方針を目指すために当時数々の大ヒットアルバムを手掛けていたヒュー・パジャムをプロデューサーに迎え、ここ数年間の盟友だった10ccのエリック・スチュワートと一緒に曲作りしたアルバム。

レビューを書こうにも書きようがないくらい印象に残らない作品。

多くの人がこれを聴いて「ポールはもう終わった・・・」と思ったそうです。

1993年デジタルリマスター。

C

Choba B CCCP

「プレス・トゥ・プレイ」が不評、さらにフィル・ラモーンをプロデューサーに迎えて制作を始めた新アルバムも完成目前で頓挫して八方塞がりを感じたことで、「ここいらで原点に戻って自分を見つめなおそうか」的に1987年7月の2日間に1950年代のスタンダード曲をレコーディングしたもの。

当初、ソビエト連邦でゴルバチョフ書記長が改革の一環として進めていた情報公開(グラスノチ)を応援するために、ソ連限定で発売。ソ連からの逆輸入が話題になったことで、1991年に全世界でも発売されました。

3人でレコーディングした生きのよさが聴け、けっこう楽しめます。


(2CD)


(3CD+DVD)


(2CD)


(3CD+DVD)


(2CD分)

A

Flowers in the dirt

エルヴィス・コステロとのコラボが大成功。曲作りの段階から対等の立場でアイディアを出し合い、時にはエルヴィスが大先輩に向かってダメだしをしました。

オープニングの「マイ・ブレイブ・フェイス」は、ここ数年間の不調を吹き飛ばす、気合に満ちたロック。自信に満ちあふれたポールの声を聴くだけで元気になります。

曲ごとにプロデューサーを変え、バリエーションに満ちた作品が収録されています。「これこそポールだ。まだ死んではいなかった」と安心しました。

2017年デジタルリマスター。CD2枚組とCD3枚+DVD1枚のデラックス盤があります。ボーナスCDに収録されているエルヴィスとのデモがとってもよいです。アコギと2人の声だけでの演奏がとっても素晴らしく、2人の熱気がビンビンとストレートに伝わってきます。アレンジせずに、このまま出しても十分に満足できるというレベルです。


(Disk 1)


(Disk 2)

B

Tripping The Live Fantastic

フラワーズ・イン・ザ・ダートで勢いを取り戻したポールが、ソロとしては初めて行った1989〜1990年の世界ツアーから選抜された音源を収録。

約10年ぶりの世界ツアーでノリノリとなっている姿が記録されています。ビートルズ曲のオンパレードで、アルバム発売以来初ライブ演奏となった曲もあります。

このツアーでは来日し、ビートルズでの公演以来の雄姿を見せてくれました。チケット抽選に外れまくった末にゲットできた時はうれしかったです。


(DVD)


(DVD)


(Blu-ray)

?

Get back

1989〜90年に13ヵ国計102回開催されたツアーから、ポールが厳選した23曲を収録。

ビートルズの映画の監督をしたリチャード・レスターが監督をやっています。

純粋なライヴ映像ではなく、ニュースの映像や写真も挿入されます。人によっては邪魔くさく感じるかも。

見ていません。

B

Unplugged (The Official Bootleg)

ツアーメンバーを率いて出演したテレビ番組MTVアンプラグドでの演奏を収録したもの。

ビートルズ曲、ソロ曲、オールディーズ曲が極上のアコースティックアレンジで演奏されています。

ほのぼのしたい時にはピッタリ。

B

Off the ground

前作の発表後にライブ活動を再開し、全世界を回った勢いで作られた作品。

ライヴ感を出すためにコンサートツアーのメンバーだけで、「スタジオでのライヴ」を意図してリハーサルを繰り返した後に一発撮りを狙いました。

オーヴァーダビングは最小限で、前作に比べると薄めのアレンジになっています。

ガツン!とくる曲はないものの、ポールらしいポップセンスに満ちた曲が楽しめます。

B

Paul Is Live

オフ・ザ・グラウンドをリリースした勢いで行った1993年の世界ツアーの音源を収録。

ビートルズの曲が主体ですが、ときおり挟まれるオフ・ザ・グラウンドの収録曲がスタジオ音源よりもパワフルでよいです。


(DVD)

?

Paul is live in concert

1993年のツアーの映像を収録。

見ていません。

B

Flaming pie

前二作のコテコテの凝ったアレンジを捨て、シンプルな演奏にまとめた作品。派手さはないものの、「素のポール・マッカートニー」がじっくりと味わえます。

ELOのジェフ・リンが共同プロデュースしています。

リンゴ・スターをゲストに向かえ、ジョージ・マーティンがオーケストラの指揮をとった「ビューティフル・ナイト」は聴きモノ。

C

Run devil run

1998年4月に最愛の妻リンダが乳癌のために逝去。それから約1年が経過し、自分の原点に戻って傷心の日々から立ち直ることを目指して、オールディーズのカバー曲をレコーディングしました。ポールの曲も3つ収録。

ギターはピンク・フロイドのデヴィッド・ギルモア、ドラムはディープ・パープルのイアン・ペイスという豪華布陣。

「悲しみを吹っ飛ばせ!」とばかりのノリノリでポールが歌っています。


(DVD)

?

Live at the Cavern club

ラン・デヴィル・ランのリリースを受けて、ビートルズを育てたリバプールのキャバーン・クラブで行った1999年12月14日のコンサートを収録。

たった300人しか見れなかった奇跡のショーです。

ランのレコーディングに参加したピンク・フロイドのデヴィッド、ディープ・パープルのイアンも参加。

見ていません。

C

Driving rain

若いミュージシャンを採用し、フレッシュなバンド・サウンドを狙った作品。

ライヴ感を出そうと、あえて荒削りな仕上げにしています。バラードではいい曲がありますが、ロックな曲は「もう少し念入りなアレンジをしてよ!」という感じで、フラストレーションがたまります。


(Disk 1)


(Disk 2)

?

Back in the Us Live 2002

2002年4〜5月のアメリカ公演を収録。


(DVD)

C

Back in the US

2002年のアメリカ公演を収録した作品。ベストな選曲で、ノリノリのポールの姿が納められていますが、ライブ映像の合間に、観客のインタビューやポールが遊んでいる映像などが挟まれ、せっかくの臨場感が損なわれています。

「ヘイ・ジュード」なんか途中からしか収録されておらず、「ポール、お前何考えてンの!?」と言いたくなります。


(DVD)

?

In red square

2003年のロシア公演を収録。モスクワ公演は、ほとんどドキュメンタリーで、サンクト・ペテルスブルグ公演では切れ目ないライヴ映像が楽しめるそうです。

見ていません。

B

Chaos And Creation In The Back Yard

2003年にツアー終了後、気心知れたツアーメンバーと一緒に新アルバムのレコーディングセッションを開始したものの、突如ポールの気が変わってナイジェル・ゴドリッチをプロデューサーに迎えて作成開始。ナイジェルの提案でバンドメンバーなしで作り上げました。

全ての楽器を自分で演奏した手作り感満載の作品です。適度に肩の力が抜けていて、メロディーがよく、聴きやすい曲ばかりです。

素朴な曲に加え、神秘的な雰囲気を感じる曲もあり、聴いていて飽きません。


(DVD)


(Blu-ray)

?

The space within US

2005年のアメリカ・ツアーを収録。前2作同様にライヴ映像とドキュメンタリー映像が入り乱れているそうです。

見ていません。


(DVD)

?

The McCartney years

2005年までに発表されたビデオ・クリップの集大成(3枚組)。

見ていません。

B

Memory Almost Full

2003年に作成を開始したものの、ケイオスを先行させるためにいったんお蔵入りになった後、2006年からレコーディング再開。

「これがポールに期待するサウンドだ」と言えるポップセンスあふれる曲が収録されています。

ポール一人でのレコーディング曲とバンドでの演奏曲が半々に収録。

ラスト近くに収録されたHouse of Waxはダークでスリリングさを感じる曲で、ラスティー・アンダーソンが圧巻のギタープレイを聴かせてくれます。ラストのNod Your Headもスリリングさのある曲。2分もかからずに終わってしまい、不思議な余韻を残してアルバムが閉じます。


(2CD+DVD)


(2CD+2DVD)


(2CD+DVD)


(2CD+2DVD)

?

Good Evening New York City

2009年7月にニューヨークのシティ・フィールド球場で開催されたコンサートを収録。

見ていません。

通常盤(2CD+DVD)に加え、TV番組のために行われたエド・サリヴァン・シアターでのコンサートを収録したボーナスDVDつきもあります。


(デラックス盤)

C

Kisses on the Bottom

ポールが愛するスタンダード曲をカバーした作品。ストリングスやピアノをバックにポールが艶のある声で歌っています。新曲が2曲収録されています。

いい作品ですが、ロックやポップなポールを聞きたい方には向きません。ポール曰く、「仕事のあと、家でワイングラスやティーカップを手にしながら聴くアルバムだよ」。

デラックス盤にはボーナス曲が2曲とダウンロード券(ライブ音源4曲をダウンロードできる)がついています。


(DVD)


(Blu-ray)


(Blu-ray)

?

Live Kisses

2012年2月、「キス・オン・ザ・ボトム」のリリース翌日に開かれたハリウッドのキャピトル・Aスタジオでのライヴ映像を収録。プロモビデオや制作風景なども収められています。


(デラックス盤)

C

NEW

1曲目の「セイヴ・アス」は、過去最速と思わせるくらいのスピード感があるロック曲。一気にボルテージがアップします。その後もアップテンポ曲を主体にポール節が炸裂する曲が続きます。「エヴリバディ・アウト・ゼアー」は絶品の一曲。

本編のラスト曲の「ロード」はプログレ臭のあるスリリングな変化球的な曲です。

曲毎に色々なプロデューサーに仕事をやってもらっただけにバリエーション豊かです。

しかし、曲によって出来不出来の差が大きく、コンサートでも演奏された「セイヴ・アス」、「クイーニー・アイズ」、「エヴリバディ・アウト・ゼアー」以外は印象に残りません。

輸入盤のデラックスエディションには、3曲が追加され、日本盤ではさらに1曲追加されています。

A

Egypt Station

2000年代に出したアルバムの中で最強。76歳にもなって、こんなハイレベルの作品を生み出す創造力があることに驚きです。

オープニングの短いインスト曲に続くI Don't Knowは涙ぐんでしまうほど心にしみるピアノバラードです。

泣ける曲あり、ほんわか曲あり、ノリノリ曲あり、プログレ曲もありとバラエティに富んでいて、それでもアルバム中の曲の流れがよく散漫な印象はないです。

ラスト近くのDespite Repeated Warningsは、目まぐるしく展開する7分近くのプログレ曲。その後、短いインスト曲を挟んで、3部構成のHunt You Down/Naked/C-Linkに入るという流れには惚れ惚れします。ラストはポールがギターを思う存分弾きまくります。







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