同じ日、同じ病院で、保険セールスマンのカートライトに双子の息子ナットとピーターが、製薬会社副会長のダヴェンポートに息子フレッチャーが生まれた。しかし、フレッチャーが新生児室で死んでいることを発見した病院の看護婦は、極秘にカートライトの次男とダヴェンポートの子供の遺体を入れ替える。ダヴェンポートはその事実をしらないまま、その子をフレッチャーとして育てる。
成長したフレッチャーは弁護士になるが、旧友の父親の薦めにより、彼の後任としてコネチカット州の上院議員となる。一方、ナットはヴェトナム戦争に参加するなどの波乱万丈の道を経て、銀行家となる。
その後、ナットはコネチカット州知事選に出馬し、共和党候補の座をかけて、学校時代からの宿敵、エリオットと争う。エリオットの卑劣な陰謀もあり、予備選挙は大接戦となるが、TV討論会の後でエリオットが銃殺され、その容疑がナットにかけられる。ナットは自分の弁護士としてフレッチャーに依頼するが、彼は州知事選の民主党候補となっていた。
州知事選のライバルにもかかわらず、フレッチャーは弁護士としての役目を果たし、ナットの無実が証明される。その直後、フレッチャーは交通事故で重傷を負うが、ABマイナスというまれな血液のために輸血ができず、瀕死の状態となる。自分の血液もABマイナスということを知っていたナットは、病院に駆けつけ、無事、フレッチャーの命は救われる。
フレッチャーとナットは、病院の医師から自分達が双子だったということを知らされるが、彼らはライバルとして、コネチカット知事選の争いをすすめる。
●コネチカット州
●ナットが通った学校
タフト校 |
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コネチカット大学 |
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ハーバード・ビジネス・スクール |
●フレッチャーの母校
ホッチキス校 |
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イェール大学 |