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ハイレゾ音源がCDに比べて高音質で音楽を聴けると言うことで、話題になっています。私が好きな70年代ロックやプログレでも続々と発売されていて、クリアでパワフルなサウンドを楽しむことができています。


ハイレゾ音源は、何故CDより高音質なのか?
ハイレゾとは、High Resolution(=高分解能)の略です。ハイレゾ音源とは、「CDのスペックよりもサンプリング周波数や量子化ビット数が大きいもの」と定義されています。
以下のような仕組みになっています。

1. アナログ音源をデジタル変換
多くの音源はアナログ録音されています。一方、CDはデジタル信号になっています。また、スピーカーから出てくる音はアナログです。
すなわち、CDやPCオーディオでは「アナログをデジタルに変換して記録し、再生の際にデジタルをアナログに変換する」ので、信号が変化します。
アナログ信号のデジタルへの変換手順は、簡単に言えば以下のようになります。

1) 時間を細かく区切る。この細かさをサンプリング周波数と言います。kHzという単位(1kHzは、1秒間を1,000に区切る意味)で表します。





時間 時間

2) 時間の区切りごとに、信号の強さを「段階的な値」で示す。量子化ビット数がこの段階を示しています。
ちなみに16bitとは「2の16乗=65,536」段階、24bitは「2の24乗=16,777,216」段階になります。





時間 時間

2. デジタル変換と音質の関係
CDプレーヤーでは、上記とは逆に「デジタル信号をアナログ信号」に戻す作業をします。
上の図から想像つくように、「時間を細かく区切る=サンプリング周波数を上げる」ほど、「信号の段階を増やす=量子化ビット数を増やす」ほど、階段が細かくなってアナログ信号に近いデジタル信号が記録されるため、アナログに戻した際に、もともとの信号に近いものが再現できます。
CDは、サンプリング周波数が44.1kHz、量子化ビット数は16bitと決まっています。CDに記録可能なデータの制限上、これ以上細かくすることは不可能です。

しかし、SACD、DVD、Blu-rayは容量が多く、また、データ配信ではこの制約がないために、サンプリング周波数や量子化ビット数が大きいデータを手に入れることができます。DVDオーディオ、Blu-rayオーディオ、データ配信では、96kHz/24bitや192kHz/24bitが主に使われています。SACDでは2822.4kHz/1bitが使われています。

ハイレゾ音源の種類
ハイレゾ音源には、大きく分けて以下の2種類があります。
1. ディスク
SACD、DVDオーディオ、Blu-rayオーディオのような形があるもの。CDショップで売られている。ユニバーサル・プレーヤーなどで再生。

2. データ
インターネットの配信サイトでダウンロードして購入。パソコンやネットワーク・オーディオプレーヤーで再生。

それぞれ、以下のような特徴があります。
私は、手軽さを重視して、データの購入を優先しています。
メリット デメリット
ディスク 保存がよければ永久不滅。
カバーアートを楽しめる。
飽きたら、中古で売れる。
傷ついたら再生できない。
保管に場所をとる。
データ HDDにディスク数十枚分のデータが保存できて省スペース。
保存場所からディスクを探す手間やプレーヤーにセットする手間が省ける。
ポータブル・プレーヤーで持ち運びできて、好きな場所で高音質を聴ける。
ディスクより安いことが多い。
データを記録するHDDが壊れたら消滅する。
好みの内容でなかったとしても売れない。



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