NUMAのオースチンとザバーラは、サンディエゴでクジラの集団死に遭遇する。その原因がメキシコ沿岸にあると考えた彼らは、謎の海底施設を発見し、ゴークスタットという企業の存在を知る。

ベネズエラの熱帯雨林を調査していたNUMAのトラウト夫妻は、原住民から「白き女神」と呼ばれる女性カブラルに出会う。彼女が、事故により遭難した科学者で、原住民によって幽閉されていることを知ったトラウト夫妻は、三人で熱帯雨林を脱出する。

世界の淡水を支配しようと考えているゴークスタット社のシガートは、海水から淡水を安価に作り出す技術を開発したカブラルが戻ってきたことを知り、彼女を誘拐し、タホー湖のゴークスタット社本部に幽閉し、脱塩装置の開発を強要する。

一方、NUMAもカブラルの脱塩装置に必要な物質アナサジウムを捜索し、アラスカで発見するが、結局、アナサジウムはゴークスタットに奪われる。カブラルの居場所を知ったオースチンたちは、彼女を救うため、タホー湖に向かう。



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●南アメリカ

A: カブラルの飛行機の不時着地点(推定)

赤線:サンパウロから不時着地点までの航路(推定)



●アメリカ西海岸

A: サンディエゴ
パワーボートレースが開かれる。

B:
バハ・トルティーヤ・カンパニーがある(推定)

C: タホー湖
ゴークスタットの本部がある。



●アラスカ

A: ノーム
このそばに全翼機が隠されている。





クラス1・パワーボート

オースチンらがサンディエゴでのレースに参加。

ゴークスタット船

タホー湖のゴークスタット社本部に飾られている。
(写真はオスロの博物館のもの)

ノースロップ全翼機(YB-49B)

アラスカの基地に隠されている。

セスナ・サイテーション・ウルトラ

オースチンらがノームへ向かう。

モールM-7

ノームで乗り換えて、全翼機の捜索を行う。

ペイヴホーク・ヘリコプター

全翼機で脱出したオースチンらが、これに乗り再度秘密基地へ向かう。

タホー・クイーン

潜水艇をゴークスタット社本部の近くまで運ぶ。