モロッコ沿岸で海底調査中だったNUMAのオースチンとザバーラは、謎の男達の襲撃を受けていた考古学遠征隊員キーロフを救出する。コロンブス以前の新旧世界の接触について調査をしていた考古学者達が世界各国で消息不明になっていることを知ったNUMAは、タイム-クエストという隊員派遣組織が事件に深く関与していることを見い出す。

NUMAは、マヤ文明の財宝についてコロンブスが言及している文書を発見する。その財宝のありかを示している石碑が、沈没船アンドレア・ドリア号に積まれていたことを知ったオースチンは、アンドレア・ドリア号に潜り、石碑を回収することを計画する。

一方、タイム-クエストの親会社の社長ハルコンは、アメリカ南西部をメキシコに併合し新国家を樹立するための資金源としてマヤ文明の財宝を手中に収めることを試みるが、結局、石碑はNUMAの手に渡ってしまう。

石碑の碑文から財宝の位置を特定したオースチンとザバーラはグアテマラへ向かうが、その情報はハルコンにも流れていた。



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●モロッコ

キーロフ博士らの調査隊の調査範囲は、「ドラー川の河口と、タンジールからエサウイラまで延びる海岸平野沿いの西サハラ砂漠との間」との記述がありますが、具体的な場所は特定できませんでした。



●アメリカ北東部

A: ナンタケット島
この島の沖でアレドレア・ドリア号が沈没。

B: アーリントン
ザバーラの家、NUMA本部がある。
オースチンの家があるフェアファックスもこのそば。



●メキシコ湾周辺

A: サンアントニオ ハルコンの本拠地がある。

B: ツーソン そばに偽装発掘を試みたナイン・マイル・ホールがある。

C: カンクン ガメーを探しにきたポールが降り立つ。

D: シウダード・デル・カルメン ネーレウス号が投錨される。

E: ククルカンの顎(推定) コロンブスの宝物が隠されている。





アンドレア・ドリア号

ナンタケット島沖でストックホルム号に衝突され沈没。

ストックホルム号

アンドレア・ドリア号に衝突。

ハムヴィー

ガメーとチイ博士が乗り、ユカタン半島の遺跡へ向かう。

ベル206ジェットレンジャー・ヘリコプター

ポールがガメーの捜索に使う。

ヒューイ・ヘリコプター

ガメーらの捜索にカートが使用。

シール

カートとジョーが乗りこみ、ガメーを捜索。

ディープフライト二号

カートとジョーがドリア号捜索に使う。

シーニック・ハードスーツ

カートとジョーがドリア号捜索の際に着用。

デハビランド・ビーバー

カートらが「ククルカンの顎」捜索に使用。

クリストファー・コロンブス