Alan Parsons Project  アラン・パーソンズ・プロジェクト


(2CD)


(Blu-ray audio)

B

Tales of Mystery and Imagination - Edgar Allan Poe

ミステリー作家エドガー・アラン・ポーを題材にした作品。

ダークな感じのする曲が収録されていてプログレ風味を感じますが、歌メロがイマイチでさほど心に響きません。

後半には5部構成のインスト組曲The Fall of the House of Usherを収録。クラシック感たっぷりに始まり期待度が高まるものの、その後の展開が淡々としていて盛り上がりに欠けた状態で終るのは残念。

Blu-ray audioにはマルチトラックテープからアランがミックスしたハイレゾ5.1chサラウンド音源も収録。


(2CD)


(2CD)


(SACD)

B

I Robot

もともとアイザック・アシモフの小説「われはロボット」を題材にするはずだったが、彼が数年前に版権を売却してしまったために願いかなわずに方針転換し、人間と人工知能の戦いを描くことになった作品。

テクノ風のインスト曲からスタートします。その後、若干プログレ風味付けをした明るめでの耳触りのよい曲が続きます。

たまに入るストリングやホーンがいい味付けを出しています。

ラスト1つ前のTotal Eclipseは男女のスキャットとストリングが怪しくからみ、スリルさが高まったところでラストのしんみり感のあるシンフォニックな曲になだれ込み。「ここからググッと盛り上がるか!」と思ったところでフェードアウトし、物足りなさが残ります。

B

Pyramid

アルバム構想時にブームになっていたピラミッドやピラミッドパワーを題材にした作品。

ポップ&ロックなサウンドとオーケストラのサウンドがうまくかみ合い、厚みのあるリッチな雰囲気があります。

圧巻はIn the Lap of the Gods。怪しげな鐘の音と重厚なパイプオルガン風がグアーンと鳴って始まるインスト曲で、徐々にコーラスの存在感が増し、ラストは王様の神殿前に集まった群衆が一斉に大コーラスをする感じで終わるという大盛り上がり曲です。いかにもエジプトっ!というイメージ。ここからエジプト的なドラマッチク構成が続くかと思ったら、次の曲Pyramaniaはおちゃらけ風でガックリ。

ラストはしんみりとした曲でしっとりと終わります。

C

Eve

女性の強さと持ち味を賛辞するとともに、男性社会で女性が直面する問題を題材にした作品。

ソフトタッチなポップな曲が続きます。プログレさはみじんも感じられません。

特に盛り上がることもなく、淡々として終わります。


(2CD)


(2CD)

A

The Turn of a Friendly Card

カジノでのギャンブルに着想を得て、人生というギャンブルテーブルでのリスクを題材にしたもの。

冒頭からオーケストラがシンフォニックなサウンドを奏でて豪華です。

Timeではエリック・ウルフソンが初リードボーカルを担当。今までになかった優しくほんわかとした雰囲気が加わり、アルバムに深みが出た気がします。

The Turn of a Friendly Cardは5部編成の組曲形式。美しさが心に染み込む叙情的なPart 1、ロック調で気分アップするSnake Eyes、チェンバロでしっとり幕開けするが後半はオーケストラで盛り上がるThe Ace of Swords、エリックのほんわかボーカルに癒されるNothing Left to Lose、泣きのギターと豪華絢爛なオーケストラに心を揺さぶられるPart 2。文句なしのシンフォニック・ロック大作です。


(ボックス)

A

Eye In The Sky

「いつも何かが我々を見守ってくれている」という信仰心を題材にしたもの。

憂いのあるギターサウンドが魅力的なインスト曲で幕開け。続くEye in the Skyは優しさに満ちたメロディーが耳に残る名曲。ほっこりとした気持ちになります。

コーラス、ストリング、ホーンの入れ方が絶妙なロック曲Children of the Moonから幻想的なGeminiにつながるところは美しさを感じます。

Silence & I は静かに始まり、中盤でオーケストラが入ってググっと盛り上がって、最後は静かに終わるという静と動のコントラストが見事。

一曲一曲の完成度が高く、アルバムを通じて曲の流れがよくて一体感があり、ぐいぐい惹きこまれていきます。

2017年11月に35周年記念盤としてCD3枚、Blu-rayオーディオ、LPなどを含んだボックスセットが発売。Blu-rayオーディオにはマルチトラックテープからミックスした5.1chサラウンドやハイレゾステレオを収録。

B

Ammonia Avenue

工業科学に対する大衆の誤解、大衆に対する工業科学の無理解を題材にしたもの。

エリックがほんわかと歌うミディアムテンポのポップ曲Prime Timeでスタート。

プログレさはないものの、聴きやすくて耳に馴染むポップ&ロック曲が収録されています。エリックがリードボーカルをとる曲はしんみりと心にしみます。

インスト曲のPipelineでは、メル・コリンズのサックスが聴けます。とてもいい感じなのに曲が4分で終わってしまい残念。

C

Vulture Culture

硬直した経済社会で増大する、人間の無慈悲を題材にしたもの。

優しげなポップな曲の連続。魅力を感じる曲が少なく、欲求不満が溜まってきます。

A

Stereotomy

現代社会での抑圧をテーマにしたもの。

オープニングのStereotomyはスリリングなハード曲で一気にテンションアップ。ダンサブルなBeaujolais、テクノ風のインスト曲Urbaniaを経て、元プロコル・ハルムのゲイリー・ブルッカーの渋い声が心に響くLimelightに流れ込むところは素晴らしいです。

TOTO風のロック曲In The Real World、ビートを活かしたスピード感と泣きのギター&サックスが奏でる緊張感が魅力的なWhere's The Walrus?で気持ちが高揚したところでバラード曲のLight Of The Worldでクールダウンし、ラストはStereotomyの再演でおしまい。

全体を通じて緊張感とカッコよさが感じられます。

C

Gaudi

人々が仕事と生活のバランスに悩んでいることから着想を得て、家庭生活を犠牲にして仕事に打ち込んだ建築家ガウディを題材にしたもの。

一曲目のLa Sagrada Familiaはオーケストラがリッチに鳴り響くゆったりとしたボーカル曲。前作のデジタル感がなくクラシカルな雰囲気が出ています。

しかし、その後の曲にはさほどの魅力は感じられず、淡々と時間が過ぎていく感じがします。

ラストのPaseo De Graciaはスパニッシュギターが冒頭で流れて「スペインっ!」という感じがよいのですが、そこからさほど盛り上がらないまま終わってしまい、物足らなさが残ります。



Alan Parsons  アラン・パーソンズ

A

Try Anything Once

1曲目のThe Three of Meのオープニングは豪華絢爛なシンフォニック・サウンドでいきなり引き込まれます。中東風な味付けもありプログレ度ありありです。

爽快さを感じるシンフォニック・サウンドが全面的に展開されています。

後半の中東風インストJigueは心躍る感じがします。プログレ度合いは過去最強。

?

The Very Best Live

1994年のヨーロッパツアーの音源とスタジオ録音の新曲を収録。

聴いていません。

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On Air

聴いていません。

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The Time Machine

聴いていません。

D

A Valid Path (2004年)

複数のエレクトロ系ミュージシャンをゲストに招いてレコーディングした作品。ドラムはすべて打ち込みで、プログレっぽさは皆無。

「怪奇と幻想の物語」収録のA Dream Within a DreamとThe Ravenや「アイ・イン・ザ・スカイ」収録のMammagammaのエレクトロ風リミックスがあったりと、自分では普段聴くことがないサウンドなので新鮮味はありましたが、金を払ってまで買うアルバムではないです。

1曲目ではピンク・フロイドのギルモアがギターをちょろっと弾いています。

A

Eye 2 Eye: Live in Madrid

2004年5月のスペイン公演を収録したもの。

ベスト・オブ・APPという感じに名曲が次々に演奏されていきます。思いっきり楽しめます。

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Live in Columbia

2013年8月のコロンビア公演を収録。70人編成のオーケストラをバックにAPPの名曲を演奏しています。

聴いていません。

?

Eye 2 Eye: Live in Madrid

2004年5月のスペイン公演を収録したもの。


(DVD+2CD)


(DVD)


(Blu-ray)


(Blu-ray)

?

Live in Columbia

2013年8月のコロンビア公演を収録。70人編成のオーケストラをバックにAPPの名曲を演奏しています。







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