B

Those About to Die Salute You

ジョン・ハイズマン(Dr)、トニー・リーヴス(B)、ディック・ヘクストール=スミス(Sax)、デイヴ・グリーンスレイド(key)、ジェイムス・リザーランド(G, Vo)の編成でデビュー。

手数が多いジョンのドラムとディックのサックスをフィーチャーしたジャズロックが展開されています。ボーカル曲では、のちに顕著になってくるブルースさも感じます。

日本風の音階を使ったMandarinではトニーがベースソロを聴かせてくれます。Beware The Ides Of Marchでディックのサックスとデイヴのオルガンが奏でるパートは、プロコル・ハルムのA Whiter Shade of Paleを彷彿とさせ、「パクリか?」と思わせますが、どちらもバッハの「G線上のアリア」が元ネタのようです。


(2CD)

A

Valentyne Suite

前半は、前作の流れを組むジャズロック。ジョンのタコ足的ドラムが目立っています。

このアルバムはプログレ解説本によく紹介されていますが、「そんなにプログレ的じゃないぞ」と思っていたら、後半でイメージが一転します。

後半を占めるThe Valentyne Suiteは3部構成の約17分の組曲。デイヴのスピード感のあるオルガンを前面に出したシンフォニック作品で、途中に挟まれるピアノとサックスのインプロやベースのソロが曲に立体感を与えています。ラストはサックスが高らかになって余韻たっぷりに終結。

日本盤、輸入盤の2CDには、下記の「グラス・イズ・グリーナー」も収録。

本作を最後にジェイムスが脱退。

-

The Grass Is Greener

ジェイムズの後任としてクレム・クレムソンが加入。ジェイムズより声が太くて迫力あるし、ギターもうまいです。

アメリカだけで発売されました。

ヴァレンタインと4曲重複していますが、うち3曲ではギターとボーカルをクレムがオーバーダビングしています。

本作を最後にトニーが脱退。

A

Daughter of Time

ベースにはルイス・セナモが加入するがレコーディング途中で脱退。後任にマイク・クラークが就任。

クレムをギターに専任させるために、ボーカリストとしてリズム&ブルースシンガーのクリス・ファーロウを招きいれてレコーディング。「激唱」という表現がピッタリの熱気あふれるクリスの声は、ジョンのパワフルドラムと十分に張り合っていて、曲にダイナミックさと迫力が大幅にアップ。

オープニングのThree Score and Ten, Amenのイントロは中期ジェネシスっぽく、「シンフォロックが展開されるか!」と思わせといて、ソウルフルなクリスのボーカルが入るところは衝撃的です。とにかく熱い、厚い、暑い。

プログレさを感じる曲は、デイヴが奏でるELPっぽいキーボードとクレムのギターのからみがオイシイBring Out Your Deadくらいですが、それはそれとして、とにかく聴く価値あります。


(2CD)


(2CD)

A

Colosseum Live

1971年3月18日と27日のイギリスでの公演を収録。

クリスが気迫あふれるソウルフルな声で歌い上げ、クレムがブルース感あふれるギターを弾きまくり、それに負けじとジョンが叩きまくるという熱気あふれるライヴです。

ほぼインスト曲のTandlewood '63ではディックのサックスとデイヴのオルガンが炸裂。

プログレというより、リズム&ブルースとジャズロックのアルバム。濃厚さとパワーに圧倒されます。

やりつくた感があるのか、その後、解散。ジョンとマイクはハードロックバンド、テンペストを結成、デイヴはトニーと再度手を組んでグリーンスレイドを結成しプログレ道を追求。

2CDの2枚目は国内盤と輸入盤で収録曲が違います。The Valentyne Suiteが収録された輸入盤の方がよいでしょう。

(CD+DVD)

(DVD)

(DVD)

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Reunion Concert Cologne 1994

1994年6月に開催された音楽フェスティバルにて1971年解散当時のメンバーで再集結。10月28日にドイツのケルンでのコンサートを収録したアルバム。

CDには6曲しか収録されていませんが、DVDには14曲を収録しています。

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Bread & Circuses (1997年)

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Tomorrow's Blues (2003年)

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Live 05

2004年12月にディックが死去。後任にはジョンの妻バーバラ・トンプソンが就任しました。

2005年4〜6月のヨーロッパツアーの音源を収録。

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Time On Our Side (2014年)







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