Dream Theater

When Dream and Day Unite

ジョン・ペトルーシ(G)、ジョン・マイアング(B)、マイク・ポートノイ(Dr)、ケヴィン・ムーア(Key)、チャーリー・ドミニシ(V)でデビュー。

演奏はセカンド以降で聴けるハイレベルさがありますが、チャーリーの声がイマイチ。

DTを聴きつくした後に、何か切望感を持ったら試しに1回聴くくらいでよいでしょう。

アルバム発売後のコンサート終了後、チャーリーのボーカルやステージパフォーマンスに不満を抱いたメンバーが彼を解雇。


(SHM-CD)

Images and Words

2年に渡るボーカル探しの末、ジェームズ・ラブリエを新ボーカルとして採用。

意外な展開をする緊張感のあるPull Me Underで幕開け。DTの凄さを実感できるこの曲でぐぐぐいっと引きこまれます。

Metropolis-Part 1は目まぐるしく変化するジェットコースター的曲。当時はPart 2を作る予定はなく、ジョークとして「Part 1」をつけたそうです。7年後にPart 2が傑作アルバムとして出てくるとは、この時、誰も知る由もなかった。

ラストは変拍子やドラマチックな構成が光るLeaving to Liveで華々しく終了。

プログレハード一辺倒ではなく、ソフト曲がアクセント的にうまいこと配置され、プログレ曲の魅力が際立つように工夫されています。

Live at the Marquee

1993年4月23日のロンドン公演を収録。EPとしてリリースされたもので、6曲のみの収録。

ファースト収録曲のA Fortune in LiesとThe Killing Handがジェームズの声を得て生まれ変わっています。

スタジオアルバム未収録のBombay Vindaloo、Another Handもあり。

Metropolis Part1... Live Summerfest Milwaukee Jun '93

1993年6月29日にアメリカで開催されたミルウォーキー・サマーフェストでのライヴを収録。もともとFMラジオ放送用として収録された音源です。


(SHM-CD)

Awake

前作のダークな憂いさがあるメロディアスな世界から一転。明るい感じがする曲が多いです。オープニングの6:00を始めて聴いた時は、ダンサンブルなドラムの叩き方にビックリしました。

スリリングなプログレさは薄れ、フツーのハードロック的なアルバムです。

ラストのSpace-Dye Vestは、何故か懐かしさを感じる哀愁感漂う曲でほんわかした気持ちでクロージング。

アルバムのミックス途中で、音楽性の違いを感じたケヴィンが脱退を表明。マイクとジョンPは、キーボード雑誌で評価が高かったジョーダン・ルーデスに目をつけ、彼とテストセッションをした末に彼を新メンバーとして迎えようと思ったものの、ジョーダンが多忙のために願い叶わず。ツアーメンバーとしてデレク・シェリニアンを助っ人で迎えてツアーを乗り切りました。デレクはその後メンバーとして加入。

A Change of Seasons

スタジオレコーディングのA Change of Seasonsと、ライヴ音源を収録したもの。全体で57分間ありますが、Changeが主役なので、EP扱いとなっています。

Changeはもともと「イメージ・アンド・ワーズ」に収録する予定だったもののあまりにも長いためにお蔵入り。その後、ライヴで演奏していたら、ファンから公式リリースの声が高まったためにスタジオレコーディングすることになりました。

時間をかけて練りこんだお陰か、動と静のコントラストが見事な、息をつく暇もなく展開するテクニック炸裂の23分のプログレ・ハードロック大作に仕上がりました。

ライヴ音源の方は、ディープ・パープル、レッド・ツェッペリン、ピンク・フロイドなど彼らのルーツ的バンドの名曲のカバーです。まあ1回聴けば十分といった感じ。


(SHM-CD)

Falling into Infinity

アウェイクが売れなかったため、「ラジオ放送で一般ウケするアルバムを作れ」というレコード会社のプレッシャーがかかるなか作成されたアルバム。

1曲目のNew Millenniumはキング・クリムゾンのDisciplineのパクリっぽいギターの刻みで幕開けする、中東風な香りがする不思議な曲です。続くYou Not Meはサビで合唱できるポップさのあるボン・ジョビ風で、アルバムの行き先に不安がよぎります。

しかし、後半になるとHell's Kitchen、Lines in the Sand、Just Let Me Breatheなどグイグイとくるハードさが出てきて安心感が湧きます。この不安→安心感の流れが何故かこの作品を繰り返して聴きたいと思わせます。

ラストのTrial of Tearsの出だしはラッシュのXanaduっぽく、メンバーがラッシュを敬愛していることがよくわかり思わずニヤリとします。

Once in a Livetime

1998年6月25日のパリ公演を収録。

A Change of Seasonsで幕開け。一気にフル演奏かと思ったら、途中からインスト曲を挟んでJust Let Me Breatheに突入。グイグイと来る勢いに引きこまれます。これまでのアルバムからおいしい曲を凝縮して再構成したという感じ。

攻めて攻めて、中盤(2枚目前半)ではアコースティックで箸休めして、再び攻め込まれる快感。

オリジナルアルバムを聴く前にこっちを聴いてDTに入門するもよし。


(DVD)

Twice in a Live Time

1993年8月26日の東京公演やインタビューなどを収録した「Images & Words: Live in Tokyo」と、1994-1998年のミュージッククリップ集「5 Years a Livetime」の2枚組。


(SHM-CD)

Metropolis Part 2: Scenes from a Memory

1997年にマグナカルタレコードの声掛けで、マイクとジョンPがトニー・レヴィンとジョーダンと一緒にプロジェクトバンド、リキッド・テンション・イクスペリメントを結成してレコーディング。「やはりジョーダンのプレイはよい」と再認識したマイクとジョンPが彼をDTに引きこみました。それに伴いデレクは解雇。

毎夜、悪夢に悩まされる若者が催眠療法士の治療を受け、自分の驚くべき前世を知る、というストーリーを描いたコンセプトアルバム。

スピード感あふれる曲あり、泣かせるバラードありとバリエーションに富みながらも統一感がある大傑作です。

弾き語り風のシンプルなRegressionから豪華絢爛重厚なOverture 1928に突入するところは、カッコよくて痺れます。

ピンク・フロイドファンなら納得できる深みのあるサウンドが収録されています。


(DVD)


(DVD)

Metropolis 2000

2000年8月30日のニューヨークでのライブ映像。Scenes from a Memoryを完全再現。特典ライブ映像も1時間も収録されています。

カメラワークがばっちりで、彼らの超人技が見事に収録されています。特筆すべきは、ライブにあわせてメンバーの解説が収録されていること。Scenes from a Memoryのストーリーの謎が明かされます。

Live Scenes From New York

上記の音源を収録した3CD。

DVDを再生できる環境がない方は、こちらでサウンドを堪能してください。

Lost Not Forgotten Archives: Master of Puppets - Live in Barcelona, 2002

2002年2月19日にスペイン、バルセロナでのメタリカの「マスター・オブ・パペッツ」の再現コンサートを収録。


(SHM-CD)

Six Degrees of Inner Turbulence

2枚組の大作。

2枚目に収録されているタイトル曲は、オーケストラ的なドラマチックサウンドで幕を開き、ハードとソフト、動と静の対比が見事な8部構成の大組曲です。40分以上もありますが、構成がいいのでそんなに長さ感じることなく一気に聴くことができます。しんみりとしたGoodnight Kissから、ポップなSolitary Shellに行き、スピーディーなAbout to Crash (Reprise)に突入する流れには惚れ惚れします。

一方、1枚目は10分前後の5曲を収録。テクニック炸裂のヘビメタ的サウンドが展開されたり、70年代キング・クリムゾン的な実験的な曲(つまり、難解・・・)もあります。

1曲目のGrass Prisonは、後のアルバムにばらけて収録される組曲Twelve-step Suiteのオープニングを飾る曲です。

1枚目は3つ星レベル、2枚目は4つ星レベルです。

Lost Not Forgotten Archives: Train of Thought Instrumental Demos

「トレイン・オブ・ソート」のインストゥルメンタル・デモ音源集。


(SHM-CD)

Train of Thought

ダーク&ヘビーなプログレ作品が目白押しです。

1曲目のAs I Amを聴いた時は、パンチがあるハードな展開にグイっと引きこまれます。しかし、This Dying Soulは連続パンチにキックやパイルドライバーも加わるといった超壮絶ハードな展開。その次のEndless Sacrificeは「癒しのバラード」と思いきや、後半はヘビーな攻撃に転じてきます。

この手の激しいサウンドには慣れていない私はここでグロッキー状態になり、よほど気合が入っていないと一気の完聴はしんどいです。

ハード・ロックやヘビーメタルのファンの方にはDT入門としてとっつきやすいかな。

Lost Not Forgotten Archives: When Dream And Day Reunite

2004年3月6日のロサンゼルスでの「ウェン・ドリーム・アンド・デイ・ユナイト」の再現コンサートを収録。

アンコールでは、チャーリー・ドミニシとデレク・シェリニアンがゲスト出演して盛り上げています。


(DVD)


(Blu-ray)


(Blu-ray)

Live at Budokan

2004年4月26日の武道館でのライブを収録した作品。Train of ThoughtとSix Degreesの収録曲をメインに演奏(Six Degreesのタイトル組曲をバラして演奏)。

インスト曲&ボーカル曲のインストパートの断片をつなぎ合わせたInstrumedleyは息もつく暇もないくらいの壮絶プレイを聴ける&見れます。なんとリキッド・テンション・エクスペリメントの曲も挿入されます。

選曲、音質、画像とも完璧。見て、聴くしかない。


(SHM-CD)

Octavarium

短編7曲と20分大作1曲を収録した作品。ボーカルを主体にしたしっとりとした感じの曲が多く、DTを初めて聴く人に馴染みやすいでしょう。反面、彼らの凄まじいテクニックはあまり味わえません。

プログレ・ハード・ロックを期待すると肩透かしをくらいます。

ラストの大作Octavariumは、5部構成の組曲。しっとりからハードに展開し、最後はドラマチックに終わる傑作です。ピンク・フロイドELPの雰囲気も漂わせ、往年のプログレファンも楽しめるでしょう。


(DVD)

Score: XOX - 20th Anniversary World Tour Live

2006年4月1日のニューヨーク公演を収録。第2部ではオーケストラと共演し、Six Degrees of Inner Turbulence, Octavariumなどの大組曲を演奏しています。

演奏バッチリなのは当たり前として、Labrieの声が絶好調です。

DVDにはメンバーのインタビューが収録された、ボーナス的DVDもセットになっています。


(SHM-CD)


(CD+DVD)


(CD+DVD)

Systematic Chaos

DTの原点であるプログレ・ハードを前面に出した作品。よく言えば、これまでのサウンドの総集編(悪く言えば、どこかで聞いたような感じの曲ばかり)

DTの魅力をある程度把握できるので、初心者にはいいかもしれません。

特別盤には、ドルビー5.1chサウンド&アルバムのメイキング映像が収録されたDVDがついています。メンバーの力関係がよくわかる面白いビデオです。


(2DVD)


(2DVD+3CD)

Chaos in Motion 2007-2008

2007〜2008年のワールドツアーの模様を収めたライブ+ドキュメンタリーDVD。

音源だけ聴きました。システマティックの収録曲をメインに初期のアルバムの曲を散りばめています。重たい感じがするシステマティックの間に、Line in the SandやTake the Timeといった軽快さがある曲が入ることでコントラストがついて集中力が途切れることなく聴けます。

オリジナルアルバムでは前半・後半に分かれて収録されていたIn the Presence of Enemiesが切れ目なく演奏され、起伏に富んだ28分のドラマに圧倒されます。

DVD2枚組バージョンとDVD2枚+ライブ音源CD3枚セットバージョンがあります。


(3CD)


(3CD)

Black Clouds & Silver Linings

1曲目からダークでヘビーな20分大作に圧倒されます。
Shattered fortressは、Six degreesの収録曲Glass prisonから始まり、その後のアルバムに細切れで収録されてきた組曲Twelve-step Suiteの最後のパートです。これまでに登場してきたフレーズが繰り返され、展開が目まぐるしいハードな曲になっています。

前半はヘビー連続で、息抜きできるような曲がないため疲れがたまります。

後半は一転してシンフォニック・サウンドに。ラストを飾るCourt of Tuscanyはキーボードを主体にしたドラマチックな曲です。劇的に展開し、最後は荘厳に終幕。

特別盤(3枚組)には、全曲のインスト演奏を収録したCDとカバー曲を収録したCDがつきます。

バンドとして数年間休養しようというマイクの意見に他のメンバーが賛同しなかったことから、マイクが2010年9月に脱退を表明しました。


(CD+DVD)


(CD+DVD)

A Dramatic Turn of Events

オーディションをした結果、マイク・マンジーニが新ドラマに決定。

特別盤には、新ドラマー決定に至るまでのオーディションの模様を収録したドキュメンタリー映像や全曲のインストゥルメンタル・ヴァージョンのMP3データを収録したDVDつき。

Lost Not Forgotten Archives: A Dramatic Tour of Events - Select Board Mixes

2011年7月〜2012年7月の世界ツアーから選抜された音源を収録。


(CD+DVD-audio)

Dream Theater

まだ聴いていません。

アマゾンに書かれたレビューによると、噛めば味が出てくるスルメ作品とのこと。

5.1chドルビーサラウンド音源と96kHz/24bit音源を収録したDVDオーディオとのセット版もあります。

The Astonishing

Act I、Act IIの2部構成で、暗黒郷と呼ばれる帝国に生まれた王女と救世主と呼ばれる男性の愛を描いたコンセプト・アルバム。ストーリーの概略はこちら

壮大なドラマが描かれているものの、2時間超のボリュームは長過ぎて最後まで集中力を保つのに苦労します。また場面を描くことが優先された演奏になっているため、彼らの超絶テクニックを感じる曲はないです。

他のアルバムを聴いて、DTの魅力にはまってから聴くのがいいでしょう。

Lost Not Forgotten Archives: Images and Words - Live in Japan, 2017

2017年9月11日の武道館での「イメージ・アンド・ワーズ」再現コンサートを収録。


(2CD)


(2CD)


(2CD+DVD+Blu-ray)


(2CD+DVD+Blu-ray+LP)

Distance Over Time

前作の構想があまりにも壮大過ぎてDTらしさがなかったので、ヘビーなプログレさを目指して作成したアルバム。

前半は憂いがある、どこかで聴いたことがあるような曲が続き、あまり面白さを感じません。後半はスピード感と勢いを感じる曲が続き、「このテクニックを聴きたかったのだよ、君」という箇所がでてきます。

アルバム収録曲のインストバージョンを収録したボーナスCDをセットした2CDや、ハイレゾステレオや5.1chサラウンド音源を収録したDVD/Blu-rayのセットもあります。


(3CD)


(3CD+2DVD)


(3CD+2DVD)


(3CD+2Blu-ray)


(3CD+2Blu-ray)


(3CD+2DVD+2Blu-ray)

Distant Memories - Live In London

2020年2月21、22日のロンドン公演を収録。

前半はディスタンス・オーヴァー・タイムの曲をメインに演奏し、後半はメトロポリス・パート2 : シーンズ・フロム・ア・メモリーを20周年記念として完全再現しています。


(CD+Blu-ray)


(2CD+Blu-ray)

A View From The Top Of The World

輸入盤のCD2にはインストバージョンを収録。Blu-rayにはハイレゾステレオ&サラウンド音源を収録。







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