ホエン・ドリーム・アンド・デイ・ユナイト(1989年) When Dream and Day Unite ジョン・ペトルーシ(G)、ジョン・マイアング(B)、マイク・ポートノイ(Dr)、ケヴィン・ムーア(Key)、チャーリー・ドミニシ(V)でデビュー。 演奏はセカンド以降で聴けるハイレベルさがありますが、チャーリーの声がイマイチ。 DTを聴きつくした後に、試しに1回聴くくらいでよいでしょう。 アルバム発売後のコンサート終了後、チャーリーのボーカルやステージパフォーマンスに不満を抱いたメンバーが彼を解雇。 |
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イメージズ・アンド・ワーズ(1992年) Images and Words 2年に渡るボーカル探しの末、ジェームズ・ラブリエを新ボーカルとして採用。 意外な展開をする緊張感のあるPull Me Underで幕開け。DTの凄さを実感できるこの曲でぐぐぐいっと引きこまれます。 Metropolis-Part 1は目まぐるしく変化するジェットコースター的曲。当時はPart 2を作る予定はなく、ジョークとして「Part 1」をつけたそうです。7年後にPart 2が傑作アルバムとして出てくるとは、この時、誰も知る由もなかった。 ラストは変拍子やドラマチックな構成が光る曲で華々しく終了。 プログレハード一辺倒ではなく、ソフト曲がアクセント的にうまいこと配置され、プログレ曲の魅力が際立つように工夫されています。 |
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ライヴ・アット・ザ・マーキー Live at the Marquee 1993年4月23日のロンドン公演を収録。EPとしてリリースされたもので、6曲のみの収録。 ファースト収録の2曲がジェームズの声を得て生まれ変わっています。 スタジオアルバム未収録の2曲もあり。 |
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ライヴ・イン・メトロポリス 1993 Metropolis Part1... Live Summerfest Milwaukee Jun '93 1993年6月29日にアメリカで開催されたミルウォーキー・サマーフェストでのライヴを収録。FMラジオ放送用として収録された音源を使用。 ちょっとクリアさに欠けていますが、十分に鑑賞できる音質です。ジェームズが絶好調で声の伸びに圧倒されます。 |
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アウェイク(1994年) Awake 前作のダークな憂いさがあるメロディアスな世界から一転。明るい感じがする曲が多いです。オープニング曲のダンサンブルなドラムの叩き方にビックリします。スリリングなプログレさは薄れ、フツーのハードロック的なアルバムです。 ラストは、懐かしさを感じる哀愁感漂う曲でほんわかした気持ちで終了。 アルバムのミックス途中で、音楽性の違いを感じたケヴィンが脱退を表明。マイクとジョンPは、キーボード雑誌で評価が高かったジョーダン・ルーデスに目をつけ、テストセッションの末に彼を新メンバーとして迎えようと思ったものの、ジョーダンが多忙のために願い叶わず。ツアーメンバーとしてデレク・シェリニアンを迎えてツアーを乗り切りました。デレクはその後メンバーとして加入。 |
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ア・チェンジ・オブ・シーズンズ(1995年) A Change of Seasons スタジオレコーディングのタイトル曲と、ライヴ音源を収録。全体で57分間ありますが、Changeが主役なので、EP扱いとなっています。 Changeはもともと「イメージ」に収録予定だったもののあまりにも長いためにお蔵入り。ライヴで演奏していたら、ファンから公式リリースの声が高まったためにスタジオレコーディングすることになりました。 時間をかけて練りこんだお陰か、動と静のコントラストが見事な、息をつく暇もなく展開するテクニック炸裂の23分のプログレ・ハードロック大作に仕上がりました。 ライヴ音源は、ディープ・パープル、レッド・ツェッペリン、ピンク・フロイドなど彼らのルーツ的バンドの名曲のカバー。 |
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フォーリング・イントゥ・インフィニティ(1997年) Falling into Infinity アウェイクが売れなかったため、「ラジオ放送で一般ウケするアルバムを作れ」というレコード会社のプレッシャーがかかるなか作成。 1曲目はキング・クリムゾンのDisciplineのパクリっぽいギターの刻みで幕開けする、中東風な香り漂う不思議な曲です。続く曲はサビで合唱できるポップさのあるボン・ジョビ風で、アルバムの行き先に不安がよぎります。 しかし、後半になるとグイグイとくるハード曲が連発されて安心感が湧きます。 ラスト曲の出だしはラッシュのXanaduっぽく、メンバーがラッシュを敬愛していることがよくわかります。 |
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ワンス・イン・ア・ライヴ・タイム Once in a Livetime 1998年6月25日のパリ公演を収録。 A Change of Seasonsで幕開け。一気にフル演奏かと思ったら、途中からインスト曲を挟んでJust Let Me Breatheに突入。グイグイと来る勢いに引きこまれます。これまでのアルバムからおいしい曲を凝縮して再構成したという感じ。 攻めて攻めて、中盤(2枚目前半)ではアコースティックで箸休めして、再び攻め込まれる快感。 オリジナルアルバムを聴く前にこっちを聴いてDTに入門するもよし。 |
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トゥワイス・イン・ア・ライヴタイム Twice in a Live Time 1993年8月26日の東京公演やインタビューなどを収録した「Images & Words: Live in Tokyo」と、1994-1998年のミュージッククリップ集「5 Years a Livetime」の2枚組。 |
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メトロポリス・パート2 : シーンズ・フロム・ア・メモリー(1999年) Metropolis Part 2: Scenes from a Memory 1997年にレコード会社の声掛けで、マイクとジョンPがトニー・レヴィンとジョーダンと一緒にプロジェクトバンド、リキッド・テンション・イクスペリメントを結成してレコーディング。「やはりジョーダンのプレイはよい」と再認識したマイクとジョンPが彼をDTに引きこみました。それに伴いデレクは解雇。 毎夜、悪夢に悩まされる若者が催眠療法士の治療を受け、自分の驚くべき前世を知る、というストーリーを描いています。 スピード感あふれる曲あり、泣かせるバラードありとバリエーションに富みながらも統一感があります。 オープニングの弾き語り風のシンプルな曲から豪華絢爛重厚曲に突入するところは、カッコよくて痺れます。 |
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メトロポリス2000 Metropolis 2000 2000年8月30日のニューヨークでのライブ映像。メトロポリス・パート2を完全再現。特典ライブ映像も1時間も収録されています。 カメラワークがばっちりで、彼らの超人技が見事に収録されています。特筆すべきは、ライブにあわせてメンバーの解説が収録されていること。アルバムで描かれた物語の謎が明かされます。 |
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ライヴ・シーンズ・フロム・ニューヨーク Live Scenes From New York 2000年8月30日のニューヨーク公演を収録。上記のDVDの収録曲が入っているとともに、DVDではカットされた曲も含んでいてセトリを完全収録しています。 |
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シックス・ディグリーズ・オブ・インナー・タービュランス(2002年) Six Degrees of Inner Turbulence 1枚目は10分前後の5曲を収録。テクニック炸裂のヘビメタ的サウンドが展開されたり、70年代キング・クリムゾン的な難解な実験的な曲もあります。 2枚目収録のタイトル曲は、オーケストラ的なドラマチックサウンドで幕を開き、ハードとソフト、動と静の対比が見事な8部構成の大組曲です。40分以上もありますが、構成がいいのでそんなに長さ感じることなく一気に聴くことができます。 1曲目のGrass Prisonは、後のアルバムにばらけて収録される組曲のオープニングを飾る曲。 |
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トレイン・オブ・ソート(2003年) Train of Thought ダーク&ヘビーなプログレ作品が目白押しです。 1曲目を聴いた時は、パンチがあるハードな展開にグイっと引きこまれます。しかし、2曲目は連続パンチにキックやパイルドライバーも加わるといった超壮絶ハードな展開。その次は「癒しのバラード」と思いきや、後半はヘビーな攻撃に転じてきます。 この手の激しいサウンドには慣れていない私はここでグロッキー状態になり、よほど気合が入っていないと一気の完聴はしんどいです。 ハード・ロックやヘビーメタルのファンの方にはDT入門としてとっつきやすいかな。 |
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ライヴ・アット武道館 Live at Budokan 2004年4月26日の武道館でのライブを収録した作品。シックスとトレインの収録曲をメインに演奏。 インスト曲&ボーカル曲のインストパートの断片をつなぎ合わせたInstrumedleyは息もつく暇もないくらいの壮絶プレイを聴ける&見れます。リキッド・テンション・エクスペリメントの曲も挿入されます。 選曲、音質、画像とも完璧。見て、聴くしかない。 |
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オクタヴァリウム(2005年) Octavarium 短編7曲と20分大作1曲を収録した作品。ボーカルを主体にしたしっとりとした感じの曲が多く、DTを初めて聴く人に馴染みやすいでしょう。反面、彼らの凄まじいテクニックはあまり味わえません。 プログレ・ハード・ロックを期待すると肩透かしをくらいます。 ラストのタイトル曲は、5部構成の組曲。しっとりからハードに展開し、最後はドラマチックに終わる傑作です。ピンク・フロイドやELPの雰囲気も漂わせ、往年のプログレファンも楽しめるでしょう。 |
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スコア フル・オーケストラ・ライヴ2006 Score: XOX - 20th Anniversary World Tour Live 2006年4月1日のニューヨーク公演を収録。第2部ではオーケストラと共演し、Six Degrees of Inner Turbulence, Octavariumなどの大組曲を演奏しています。 演奏バッチリなのは当たり前として、ジェームズの声が絶好調です。 DVDにはメンバーのインタビューが収録された、ボーナス的DVDもセットになっています。 |
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システマティック・ケイオス(2007年) Systematic Chaos DTの原点であるプログレ・ハードを前面に出した作品。よく言えば、これまでのサウンドの総集編(悪く言えば、どこかで聞いたような感じの曲ばかり) DTの魅力をある程度把握できるので、初心者にはいいかもしれません。 特別盤には、ドルビー5.1chサウンド&アルバムのメイキング映像を収録したDVDがついています。メンバーの力関係がよくわかる面白いビデオです。 |
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ケイオス・イン・モーション 2007-2008 Chaos in Motion 2007-2008 2007〜2008年のワールドツアーの模様を収めたライブ+ドキュメンタリーDVD。 システマティックの収録曲をメインに初期のアルバムの曲を散りばめています。重たい感じがするシステマティックの間に、Line in the SandやTake the Timeといった軽快曲が入ることでコントラストがついて集中力が途切れることなく聴けます。 オリジナルアルバムでは前半・後半に分かれて収録されていたIn the Presence of Enemiesが切れ目なく演奏され、起伏に富んだ28分のドラマに圧倒されます。 DVD2枚組バージョンとDVD2枚+ライブ音源CD3枚セットバージョンがあり。 |
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ブラック・クラウズ・アンド・シルバー・ライニングス(2009年) Black Clouds & Silver Linings 1曲目からダークでヘビーな20分大作に圧倒されます。前半はヘビー連続で、息抜きできるような曲がないため疲れがたまります。 後半は一転してシンフォニック・サウンドに。ラストはキーボードを主体にしたドラマチックな曲が劇的に展開し、最後は荘厳に終幕。 特別盤(3枚組)には、全曲のインスト演奏を収録したCDとカバー曲を収録したCDがつきます。 バンドとして数年間休養しようというマイクの意見に他のメンバーが賛同しなかったことから、マイクが2010年9月に脱退を表明しました。 |
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ア・ドラマティック・ターン・オヴ・イヴェンツ(2011年) A Dramatic Turn of Events オーディションをした結果、マイク・マンジーニが新ドラマに決定。 特別盤には、新ドラマー決定に至るまでのオーディションの模様を収録したドキュメンタリー映像や全曲のインストゥルメンタル・ヴァージョンのMP3データを収録したDVDつき。 |
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ドリーム・シアター(2013年) Dream Theater アマゾンに書かれたレビューによると、噛めば味が出てくるスルメ作品とのこと。 5.1chドルビーサラウンド音源と96kHz/24bit音源を収録したDVDオーディオとのセット版もあります。 |
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ジ・アストニッシング(2016年) The Astonishing Act I、Act IIの2部構成で、暗黒郷と呼ばれる帝国に生まれた王女と救世主と呼ばれる男性の愛を描いています。ストーリーの概略はこちら。 壮大なドラマが描かれているものの、2時間超のボリュームは長過ぎて最後まで集中力を保つのに苦労します。また場面を描くことが優先された演奏になっているため、彼らの超絶テクニックを感じる曲はないです。 他のアルバムを聴いて、DTの魅力にはまってから聴くのがいいでしょう。 |
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ディスタンス・オーヴァー・タイム(2019年) Distance Over Time 前作の構想があまりにも壮大過ぎてDTらしさがなかったので、ヘビーなプログレさを目指して作成したアルバム。 前半は憂いがある、どこかで聴いたことがあるような曲が続き、あまり面白さを感じません。後半はスピード感と勢いを感じる曲が続き、「このテクニックを聴きたかったのだよ、君」という箇所がでてきます。 アルバム収録曲のインストバージョンを収録したボーナスCDをセットした2CDや、ハイレゾステレオや5.1chサラウンド音源を収録したDVD/Blu-rayのセットもあります。 |
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ディスタント・メモリーズ〜ライヴ・イン・ロンドン Distant Memories - Live In London 2020年2月21、22日のロンドン公演を収録。 前半はディスタンス・オーヴァー・タイムの曲をメインに演奏し、後半はメトロポリス・パート2 : シーンズ・フロム・ア・メモリーを20周年記念として完全再現しています。 |
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ア・ヴュー・フロム・ザ・トップ・オブ・ザ・ワールド(2021年) A View From The Top Of The World 輸入盤のCD2にはインストバージョンを収録。Blu-rayにはハイレゾステレオ&サラウンド音源を収録。 |
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パラソムニア(2025年) Parasomnia 2023年10月、マイクPが電撃復帰。それに伴い、マイクMは円満脱退。 輸入盤のCD2にはインストバージョンを収録。Blu-rayにはハイレゾステレオ&サラウンド音源を収録。 |
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