ア・キュアリアス・フィーリング(1979年) A Curious Feeling ジェネシスの「そして、3人が残った」発売後の休暇時間を使ってレコーディング。 4人時代ジェネシスのサウンドの流れをくむシンフォニックで叙情感たっぷりのプログレ曲が収録されています。 トニーがキーボード&ベース&ギターを演奏し、チェスター・トンプソンがドラムを叩き、キム・ベーコンが歌うというシンプルな構成。 キーボードやエレピの音が何層にも重ねられてサウンドに厚みを感じます。スリルさやハードさはありません。もっとドラマチックな展開が欲しかった。 DVDには5.1ch音源とハイレゾ2ch音源を収録。 |
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The Wicked Lady(1983年) 1983年公開の映画The Wicked Ladyのサントラ盤。 前半はトニーの曲をオーケストラが演奏。後半はトニーが一人でキーボードを演奏しています。 オケの方はダイナミズムがあるものの、トニーの演奏はキーボードの透明感が心地よい一方で音に抑揚がなく単調に感じるのが残念。 |
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ザ・フュージティブ(1983年) The Fugitive ジェネシスの「ジェネシス」のレコーディングに取り掛かる前に制作。 ジェネシスの脱プログレ化に呼応したのか、ファーストソロのプログレさは消え去り、ゆるーいポップ曲の連続で、さらに歌っているのはトニー本人で全く心に響きません。 トニーを神と崇める域に到達してから買わないと大損した気持ちになります。 DVDには5.1ch音源とハイレゾ2ch音源を収録。 |
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サウンドトラックス(1986年) Soundtracks 1986年公開の映画クイックシルバーと1984年公開の映画Starship(Lorca and the Outlaws)のサントラとして使われた曲を収録。 1曲目はマリリオンのフィッシュが歌うポップな曲。彼はのちにスティルでも2曲歌うことになります。トニーはピーター的な歌い方をする彼が好きなのかな? 中盤にはトーヤ・ウィルコックスが歌う曲を収録。ボーカル曲は3曲のみ。残りはシンセをピョコピョコ鳴らしたり、シンフォニックに鳴らしたり。特に盛り上がることもなく、さらっと終了。 |
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バンクステートメント(1989年) Bankstatement 男性ボーカリストのアリステア・ゴードンと女性ボーカリストのジェイニー・クリメックの3人で結成したユニットとしての作品。元ゴングのスティーヴ・ヒレッジがプロデュースとギターを担当しています。 プログレさは皆無。良質なポップ&ロック曲が収録されています。 アリステアの渋みを感じる声とジェイニーの憂いがある深い声がとてもよいです。曲がよく、さらに曲の雰囲気に合わせて男女ボーカルを使い分けたり、ハモらせたりととても聴きやすい作品です。 |
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スティル(1991年) Still ニック・カーショウやフィッシュらをゲストボーカルに迎えた作品。 軽快なポップ曲、フィッシュが歌うダークでプログレ風な曲、ジェネシスのMad Man Moonを連想させるピアノソロパートがある曲などバラエティーに富んでいて、ポップ&ロック作品として楽しめます。 |
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ストリクトリー・インク(1995年) Strictly Inc. ワン・チャンのボーカリスト、ジャック・ヒューズとのユニットとしての作品。 前作、前々作からの流れを汲むポップ&メロウな曲が収録されています。ジャックの声質がよく、心地よく聴けます。 ラストは17分曲で、後半に向けてじわじわっと盛り上がってくる憂いのあるシンフォニック系プログレ曲。聴き応え満点です。 |
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バンクス・ヴォールト:コンプリート・アルバム1979-1995 Banks Vaults 上記の7アルバムのリマスター盤と、シングル発売された曲のビデオクリップを収録したDVDのセット。 アルバムを単品で買っていくより安いので、これからトニー道を究めたい方はどうぞ。 |
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管弦楽組曲「セヴン」(2004年) Seven(A Suite for Orchestra) 7部構成の組曲をロンドン・フィルハーモニック・オーケストラが演奏しています。トニーは3曲ピアノで参加しています。 |
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管弦楽のための6つの小品(2012年) Six(Pieces for Orchestra) クラシック・アルバム第二弾。プラハ市フィルハーモニック・オーケストラが演奏しています。 |
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ア・コード・トゥ・ファー A Chord Too Far 全ソロアルバムから曲を厳選してCD4枚に収めたもの。 |
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5(2018年) 5 クラシック・アルバム第3弾。チェコ・フィルハーモニック・オーケストラが演奏しています。 |