Peter Gabriel


(SACD)

Peter Gabriel   通称"Car"

ジェネシス脱退後の初作品。「ジェネシスとは違うオリジナルの世界」を求めて、さまざまなタイプの曲に挑戦しています。ダーク調、ポップ調、ブルース調、オーケストラを導入したヘビーな曲など、万華鏡のような世界が展開されています。

全盛期のような民族音楽を取り入れたサウンドはなく、目新しさはありませんが、聴きやすい作品です。

絶対に成功させるという意気込みのもと、いろんなプロデューサーと面談した末に、大御所のボブ・エズリンにプロデュースを依頼。のちにピーターの盟友となったトニー・レヴィンを始め、ミュージシャンはボブが手配。セッションミュージシャンとの演奏が初めてのピーターは最初ビビったそうです。

「イギリス人も加えたい」というピーターの希望で、キング・クリムゾン休業中のロバート・フリップが参加しました。

SACD(2chのみ。非ハイブリッド)では、音の分解度が高くなり、より鮮明なサウンドが聴くことができます(再生にはSACDプレーヤーが必要)。

Live '77

1977年3月15日のアメリカ、クリーブランド公演を収録。

ロバート・フリップがダスティ・ローズという変名を使ってギタリストとして参加しています。


(SACD)

Peter Gabriel  通称"Scratch"

ロバートをプロデューサーに迎えた作品。前作で「かのキング・クリムゾンのロバート」に参加してもらったのに、ボブが彼をセッションミュージシャン扱いして彼らしさを発揮できなかったことを、ピーターは申し訳なく思っていたそうです。

ロバートを始め、前作に参加したトニー、ラリー・ファスト(key)、トニーが紹介したジェリー・マロッタ(Dr)で和気あいあいとした雰囲気でレコーディングを開始。ロバートがプロデュースしただけあって、前作の明るいイメージから一転して、ダークな感じになっています。

出来がイマイチな曲もあり、アルバム全体として散漫な感じで、特に盛り上がる箇所がありません。

SACD(2chのみ。非ハイブリッド)ではリミックス音源が収録され、CDに比べ音質が向上してパワフルになっています(再生にはSACDプレーヤーが必要)。

Live In New York '78 King Biscuit Flower Hour

1978年10月4日のニューヨーク公演を収録。ラジオ番組キング・ビスケット・フラワー・アワーでの放送用に収録されたもの。

CD1にはEarly show、CD2にはLate showを収録。若干の違いはありますが、ほぼ収録曲は同じでIIの曲がメインです。

アンコールではロバートが登場してギターを弾いています。

CD2は公式ライヴ音源並みの音質で、スタジオアルバムよりロックで生の勢いがある曲を楽しめます。一方、CD1は序盤の曲がモノラルみたいに音に広がりがなく、音が揺れたり急にレベルが下がったりと状態が悪いですが、中盤から徐々に音がよくなってきます。


(SACD)

Peter Gabriel  通称"Melt"

より新しいサウンドを追求したいという思いから、若手でユニークな才能を探した末、XTCのドラムス・アンド・ワイアーズでおもろいリズムセクションを生み出したプロデューサーのスティーヴ・リリーホワイトとエンジニアのヒュー・パジャムに目をつけ、彼らとアルバム作成に取り掛かりました。

メロディーよりも先にリズムから曲作りをやっていったそうで、アフリカ的なリズムを取り入れ、ピーターならではというスタイルを確立しました。民族音楽という要素が加わって、世界観が一気に広がり、ギターやベースの音の刻み方も独特になりました。

一曲目Intruderのイントロのドラム(フィル・コリンズが叩いた)の音だけで、「他の誰でもない、ピーターだけが醸し出せるサウンド」を実感できます。エフェクターのリバーブとノイズゲートを組み合わせたゲートリバーブがかけられたスネアドラムの独特の音は、多くのドラマーに衝撃を与え、1980年代に流行しました(その後、ヒューはジェネシスに迎えられ、アバカブをプロデュース)。

No Self ControlとGames Without Frontiersではケイト・ブッシュがゲストボーカルとして参加して、曲に華を添えています。

ピーター最高傑作で、入門として最適だと思います。

SACD(2chのみ。非ハイブリッド)もでていますが、CDでもかなりの高音質です(再生にはSACDプレーヤーが必要)。

Ein deutsches Album

Vのドイツ語版。

ロックミュージシャンが、非英語圏に行っても観客と英語でコミュニケーションをしている姿に疑問を感じたピーターが、「リスナーに理解してもらう」ことを目指して各国のレコード会社に「あなたの国の言語でレコードを出す」と言ったら、ドイツだけが応じたそうです。詳しくはこちら(英語)。そう言えば、1994年の来日公演で彼は日本語でMCをやっていました。こんな信念をずっと前から持っていたとは知りませんでした。

ピーターのサイトによると演奏の方にも手を加えているみたいなのですが、いくつかの曲でエンディングが若干変わっているくらいで、そんなに違いはわかりません。

No Self Controlでケイトが歌っている箇所にはピーターのドイツ語歌詞が被り、よく聞き取れませんがケイトのボーカルは英語のままみたい。Games Without Frontiersのケイトのパートはもともとフランス語でそのまま使われています。

英語歌詞に慣れた耳には違和感たっぷりで、1回試しに聴けば十分という感じ。


(SACD)

Peter Gabriel  通称"Security"

さらに民族音楽的なリズム志向が強まった作品です。前作のような派手さはなく、おどろおどろしい不気味さを感じる曲が並んでいます。

冒頭のピーターの叫びから始まるThe Rhythm of the Heatから異次元空間に叩き込まれ、San Jacintoで深みにはまります。

アクが強すぎて、ピーター初心者には向かないので、まずは小手調べに「3」を聴いてからの方がよいでしょう。

SACD(2chのみ。非ハイブリッド)では、CDに比べ一音一音がはっきりとしている感じがします(再生にはSACDプレーヤーが必要)。

ジャケットに映っている謎の物体は、ピーターの顔です。詳しくはこちら

Deutsches Album

Wのドイツ語版。

アルバムが持つ怪しげな雰囲気とドイツ語がピッタリとマッチしています。曲順が変更され、2曲目にFishing Netが入り、Rhythmとの波状効果で怪しげ感アップ。

演奏はリミックスされ、オリジナルと異なっています。


(SACD)

Plays live

1982年11〜12月のアメリカでの4公演からの音源を収録。ライナーノーツにイギリスで追加レコーディングしたと明記しているところにピーターの誠実さを感じます。

3,4の収録曲を主体にしたライブアルバム。初期ピーターのベスト選集とも言える内容です。選曲、演奏、音質ともによく完成度の高い作品です。スタジオ録音の曲に比べ、洗練され、パワフルさに満ちています。

メンツは、ファーストやセカンドからの盟友トニー、ラリー、ジェリーとサードからつきあいがあるデヴィッド・ローズ(G)。和気あいあいでバンドメンバーが楽しんで演奏している姿が目に浮かびます。

もともとLP2枚組で発売されましたが、CD発売の際に4曲減らしたハイライト盤も発売されました。2007年11月に再発された日本盤は、オリジナルとおりで16曲収録。輸入盤はハイライト盤(12曲)。買うときは曲数を確認しましょう。

SACD(2chのみ。非ハイブリッド)は買っていないので音質は知りません(再生にはSACDプレーヤーが必要)。


(SACD)

Birdy

アラン・パーカー監督の映画バーディのサントラ盤です。全曲インスト。

アランが試しにピーターのアルバム収録曲を映像に当てはめてみたら、パーカッシブな曲が結構イイ感じだったので、正式に彼に頼んでサントラ曲を作ってもらうことになりました。当時、ピーターはSo用の曲作りで忙しかったのですが、以前から映画音楽を手掛けたかったそうで喜んで受け入れたそうです。

あまりにも時間がなかったために、新作だけでなく、過去曲の24トラックマスターテープからリミックスして作った曲も使用。

これぞと言った曲はないです。信者になった後、「彼の曲をすべて聴くのが使命である」と思ったら買うくらい。

当時、U2のアルバム「焔」のプロデュースで名をはせたダニエル・ラノワをデヴィッドRから紹介されて彼をプロデューサーとして迎えました。その後、SoとUsという名アルバムを彼と一緒に生み出すことになります。


(SACD)


【25周年記念盤】


(3CD)


(ボックスセット)

So

シングルカットされたSledgehammerやBig Timeが世界的大ヒットし、ピーターの存在が「ポップ・アーティスト」として知られた作品です。

1982年7月に彼が主催でやった民族音楽フェスティバルWOMADで客が入らず多額の借金を背負ってしまい、どうにかして売れるアルバムを作る必要があったとのこと。ちなみに彼の借金返済支援のため、1982年10月2日にジェネシス再結成コンサートが開催されました(スティーヴは別件から駆け付けたのでアンコールのみ出演)。

ケイト・ブッシュとデュエットした、心が洗われるような上品さを持ったバラード曲Don't Give Upも収録されています。This is the Pictureではローリー・アンダーソン、In Your Eyesではユッスー・ンドゥールをゲストボーカルに迎えています。

完成度は高いですが、民族音楽的趣向が薄まっており、全盛期の「3」,「4」と比べるとおもしろさに欠ける気がします。

SACD(2chのみ。非ハイブリッド)もでていますが、CDでもかなりの高音質なので、私には違いがわかりません(再生にはSACDプレーヤーが必要)。

2012年9月に25周年記念盤がリリース。LPレコードや当時のライブ映像を収録したDVDをセットにしたボックスセットもあります(くわしくはこちら)。


(DVD)


(DVD)


(Blu-ray)

Live in Athens 1987 & Play

1987年10月初旬のアテネ公演を収録。

Soが大ヒットした勢いをかった、自信と熱気にあふれたライブが収録されています。当時、映画「最後の誘惑」の制作でコラボしていた名匠マーティン・スコセッシが監督しただけあって、ピーターの素晴らしいステージワークがしっかりと収録されています。

ボーナスディスクとしてPV集の「PLAY」がついています。


(SACD)

Passion: the Last Temptation of Christ

もともとマーティン・スコセッシ監督の映画「最後の誘惑」のサントラとして作った曲。やり残した感があり、映画公開後に手を加えて磨きをかけ、オリジナルアルバムとして仕上げました。

1983年から映画のプロジェクトが開始され、マーティンはピーターに「古典でもなく、モダンでもないサウンド。地域性、伝統、雰囲気が感じられ、生命感がある曲」を求めたそうです。

中東や北アフリカのリズムをベースに、世界各国のミュージシャンをゲストに招き、多様なエスニックな楽器を駆使した民族音楽的インストが収録されています。これまでのソロ作品とは全く異なり、ロックさは皆無です。民族音楽が好きな人以外はお勧めできません(しかし、一回はまるとクセになって何回も聴いてしまうことになる)。

SACDは聴いていませんので、音質はわかりません(再生にはSACDプレーヤーが必要)。


(SACD)

Shaking the tree: 16 Golden Greats

Soまでの作品からのベストアルバム。未発表曲Shaking a treeや既発表曲の別テイクが収録されていますが、ピーターの作品は「アルバム単位でひとつの芸術作品」なので、切り繋ぎしたアルバムは私はお勧めできません。

「べスト盤をどうしても買いたい」のならば2004年発売のHITの方を買う方がよいでしょう。


(SACD)

Us

これまでのピーターの集大成とも言える、怪し系、癒し系、ポップ系、ハード系など多彩なサウンドが収録されています。多様なエスニック楽器を組み込み、これまでになく分厚い音作りになっています。

かと言って、散漫な感じはせずアルバムとしてうまくまとまっています。「3」、「4」の次に聴いて欲しい名作です。

シネイド・オコナーとデュエットしたBlood of Edenの美しさは絶品です。

音数を詰め込み過ぎたのか、CDでは音がこもって聴こえるところもありますが、SACD(2chのみ。非ハイブリッド)は音の分離がよくなり、スッキリしています(再生にはSACDプレーヤーが必要)。

カバーアートにもこだわっていて世界各国のいろいろなアーティストが曲のイメージに合わせたオブジェを作成し、その写真がブクレットに載っています。詳しくはピーターのサイトをご覧ください。最終的にはアルバムには収録されなかった曲に対して草間彌生さんが作ったオブジェもあります。


(DVD)


(DVD)


(Blu-ray)


(Blu-ray)

Secret World Live

1993年11月16〜17日のイタリア、モデナ公演を収録。

目が離すことができない様々な大道具、小道具が使われています。ステージの演出だけではなく、トニー・レヴィンが使う様々なベースギターも見物です。一瞬たりとも、目が離せません。

もちろん、選曲、演奏とも申し分ありません。5.1ch音源収録で、音質も最高です。

私は1994年3月7、8日の来日公演に行きました。武道館だったので、そんなに大道具・小道具は出ませんでした。たまたま来日公演中だったシルク・ド・ソレイユのメンバーがIn Your Eyesで凄いパフォーマンスを披露してくれました。


(Disk 1)


(Disk 2)

Secret World Live

1993年11月16〜17日のイタリア、モデナ公演を収録。

So、Usの収録曲を中心に構成されたライブアルバム。選曲、音質、曲の流れといい申し分ありません。

OVO: Millennium show

2000年に365日間もロンドンのミレニアム・ドームで開かれたスーパーサーカスのサントラ盤。

舞台美術家・建築家のマーク・フィッシャーから声をかけられ、デザイン面はマーク、音楽面はピーターが担当することになりました。

ピーター自身が歌った曲は少なく、ゲストボーカルの方が多いです。

ゆったりとして落ちついた感じの曲が多く、派手さはありません。

Long Walk Home: Music from the Rabbit-Proof Fence

フィリップ・ノイス監督の映画「裸足の1500マイル」のサントラ盤として作られた作品。この映画は、白人男性と先住民アボリジニ女性と白人男性の混血児を家族から隔離するという1931年にオーストラリアがやった政策を題材にしたもので、民族問題に関心が高いピーターが賛同してサントラを手掛けることになりました。

パッションと同様に多様なエスニックな楽器を駆使した民族音楽的インストが収録されています。パッションに比べると、ほわーんとしたシンセの割合が多くて刺激性は少ないです。


(SACD)

Up

Usに比べて音数がぐっと減り、しっとりとした曲が多いです。「静けさの中にキラリと黒光りする」といった感じです。もはや「仙人の域」に達しています。

落ち着いた感じの曲が多く、おもしろさには欠けますが、疲れた心を癒してくれる感じがします。

SACDには5.1ch音源が収録されており、立体的な音を楽しむことができます(再生にはSACDプレーヤーが必要)。なお、ハイブリッド仕様なので通常のCDプレーヤーでも2ch音源が再生できます。


(DVD)


(Blu-ray+DVD)

Growing up live

2003年5月のミラノ公演を収録した作品。バッキング・ボーカルとしてピーターの娘メラニーが参加しています。Secret World Liveに比べさらに演出が大掛かりとなっています。父娘そろって、上下さかさま宙吊になったり、球体の中に入ってそれごと跳ねたり、自転車に乗って歌ったりと「そこまでやるか!」の連発です。

UsやUpの収録曲が中心なので、初期のファンの人には物足りないかもしれませんが、とにかく楽しめます。5.1chDTS音源つきで、音質は文句なしです。

2016年9月発売のBlu-rayには、「スティル・グローイング・アップ-ライヴ&アンラップト」のDVDがついてきいます。


(DVD)

Still growing up & unwrapped

2004年のStill Growing Upヨーロッパツアーでの複数の公演を厳選して収録したもの。

Growing Upツアーでの大掛かりなセットはなく、小さめの会場で観客との心の触れ合いを求めたそうです。

Upからの曲はBurn You Up, Burn You Downのみで、定番曲が多く収録されています。ラストのBikoでの観客の大合唱は見もの。

Scratch My Back

他のミュージシャンと「お互いの曲を演奏しあおうぜ」という企画の第1段。ピーターがデビッド・ボウイやレディオヘッドなどの曲をカバーしたアルバム。

自信の創造力を高めるために「ノー・ドラム、ノー・ギター」という制約をつけ、自分の声とオーケストラとピアノだけで曲を奏でています。私は元歌を知らないので、ピーターの歌声が聴ける新曲気分になりました。

しんみりとして、ヒーリングには向きますが、面白みに欠けるので、「ピーターの信者はどうぞ」と言った感じ。


(2CD)

New Blood

スクラッチ・マイ・バックでオーケストラ・アレンジで過去の名曲を歌う楽しさを知り、「ならば自分の曲でも」という感じで作った作品。

ヒット曲を選ぶのではなく、オーケストラ・アレンジにあう曲を厳選して、原曲の雰囲気を維持しつつもさらに磨きがかかったものに仕上がっています。

私はこの手のアレンジ物は好きじゃなくて長年食わず嫌いしてきましたが、好奇心で聴いてみたら想像をはるかに超えてよかったので、愛聴状態になりました。

ピーターのボーカル抜きバージョンを収録したボーナスCDがついた2枚組セットもあります。

まずはオリジナルアルバムを聴きこんで、曲の魅力を知り尽くした後に聴いてみてください。


(DVD)


(Blu-ray)

New Blood Live in London

2011年3月23、24日にオーケストラをバックにしたロンドン公演を収録。ニュー・ブラッド収録曲に、スクラッチ・マイ・バックに収録された数曲をプラスした構成になっています。

メラニーが参加して、彼女のか細い声が曲に哀愁を加えています。

Live Blood

上記の音源のみを収録したもの。

I'll Scratch Yours

スクラッチ・マイ・バックの姉妹版。

ピーターの名作をいろいろなアーティストがカバーしたものを収録。デヴィッド・バーン、ブライアン・イーノのようなひと癖ふた癖あるミュージシャンが独自のアプローチで曲を料理しています。

もともとスクラッチ・マイ・バックと同年の2010年に発売予定だったのですが、相手側の曲の提供が遅れに遅れ、2013年の発売になりました。

詳しくは私のブログをご覧ください。


(DVD)


(Blu-ray)


(2DVD+2CD)


(2Blu-ray+2CD)

Back to Front: Live in London

2013年10月に実施されたロンドン公演を収録。Soの発売25周年企画の一環で、当時のツアーメンバーが再集結してSoの完全再現を試みています。

ライティングがすばらしく、Red Rainでバックスクリーンに表示されるメンバーの赤いシルエットの美しさには目を見張ります。女性ボーカルとして参加したジェニー・アブラハムソンがかわいらしさを感じる声で歌うDon't Give Upにはしびれます。

インタビューなどを収めたDVD/Blu-rayとライブ音源のCDをセットにしたデラックス盤もあります。

Rated PG(2019年)

「ベイブ/都会へ行く」(1998年)や「ウォーリー」(2008年)などの1984〜2017年の映画に用いられた曲を寄せ集めたもの。

ピーターは映画が大好きで、いい映画プロジェクトやいい監督作品についての映画音楽の話が来ると飛びつくようにしているそうです。

後半になるにつれ、エスニックさが増してきます。Tabooではヌスラト・ファテー・アリー・ハーンの圧巻のボーカルをフィーチャーしています。

オーケストラバック、ゴスペルコーラスバックなど、いろいろなタイプの曲が入っていて、けっこう面白いです。

Flotsam And Jetsam(2019年)

シングルB面曲、リミックス曲、レア曲を集めたもの。

1976〜1985、1986〜1993、1994〜2016の3つのパートに分け、60曲以上も収録。

1曲目のStrawberry Fields Foreverはピーターがジェネシス脱退後初めて発表された曲で、1976年の映画「All This and World War II」のサントラに収録。このサントラではエルトン・ジョン、ビージーズ、ティナ・ターナーらがビートルズ曲をカバーしています。

各曲についての詳細はピーターの公式サイトをご覧ください。


(DVD)

PLAY

これまでに発表されたプロモーションビデオを集めたものです。注目すべきは全曲5.1chでリミックスされているということ。現時点ではUpだけしか5.1ch音源収録がされていないので、それ以外のアルバム収録曲もサラウンドで聴けるというのは非常に貴重です。

ベスト盤的な選曲にもなっているので、ピーター入門としてよいかもしれません。







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