(SACD)

B

Peter Gabriel   通称"Car"

Genesis脱退後の初作品。「Genesisとは違うオリジナルの世界」を求めて、さまざまなタイプの曲に挑戦しています。ダーク調、ポップ調、ブルース調、オーケストラを導入したヘビーな曲など、万華鏡のような世界が展開されています。

全盛期のような民族音楽を取り入れたサウンドはなく、目新しさはありませんが、聴きやすい作品です。

SACD(2chのみ。非ハイブリッド)では、音の分解度が高くなり、より鮮明なサウンドが聴くことができます(再生にはSACDプレーヤーが必要)。


(SACD)

C

Peter Gabriel  通称"Scratch"

友人のRobert Fripp (King Crimson)をプロデューサーに迎えた作品。前作にあった明るいイメージから一転して、ダークな感じになっています。出来がイマイチな曲もあり、アルバム全体として散漫な感じで、特に盛り上がる箇所がありません。

SACD(2chのみ。非ハイブリッド)ではリミックス音源が収録され、CDに比べ音質が向上してパワフルになっています(再生にはSACDプレーヤーが必要)。


(SACD)

S

Peter Gabriel  通称"Melt"

アフリカ的なリズムを取り入れ、自分のスタイルを確立したアルバムです。民族音楽という要素が加わって、世界観が一気に広がり、ギターやベースの音の刻み方も独特になりました。一曲目のイントロのドラムの音だけで、「他の誰でもない、Gabrielだけが醸し出せるサウンド」を実感できます。 

Kate Bushがゲストボーカルとして参加して、曲に華を添えています。Gabriel最高傑作で、入門として最適だと思います。

SACD(2chのみ。非ハイブリッド)もでていますが、CDでもかなりの高音質です(再生にはSACDプレーヤーが必要)。


(SACD)

A

Peter Gabriel  通称"Security"

さらに民族音楽的なリズム志向が強まった作品です。前作のような派手さはなく、おどろおどろしい不気味さを感じる曲が並んでいます。

アクが強すぎて、Gabriel初心者には向かないので、まずは小手調べに「3」を聴いてからの方がよいでしょう。

SACD(2chのみ。非ハイブリッド)では、CDに比べ一音一音がはっきりとしている感じがします(再生にはSACDプレーヤーが必要)。


(SACD)

A

Plays live

3,4の収録曲を主体にしたライブアルバム。初期Gabrielのベスト選集と言った感じがします。選曲、演奏、音質ともによく完成度の高い作品です。スタジオ録音の曲に比べ、洗練され、パワフルさに満ちています。

2007年11月に再発された日本盤は、オリジナルのCD2枚組です。輸入盤はダイジェストの1枚盤です。

SACD(2chのみ。非ハイブリッド)は買っていないので音質は知りません(再生にはSACDプレーヤーが必要)。


(SACD)

C

Birdy

映画Birdyのサントラ盤です。過去の作品を材料にしてインスト作品に加工したものが多く収録されています。

私はアルバムを聴いていませんが、映画は見ました。映画のバックに流れていた曲から言うと、特に買うまでもない作品かと思います。


(SACD)


【25周年記念盤】


(3CD)


(ボックスセット)

B

So

シングルカットされたSledgehammerやBig timeが世界的大ヒットし、Gabrielの存在が「ポップ・アーティスト」として知られた作品です。

Kate Bushとデュエットした、心が洗われるような上品さを持ったバラード曲Don't give upも収録されています。

完成度は高いですが、民族音楽的趣向が薄まっており、全盛期の「3」,「4」と比べるとおもしろさに欠ける気がします。

SACD(2chのみ。非ハイブリッド)もでていますが、CDでもかなりの高音質なので、私には違いがわかりません(再生にはSACDプレーヤーが必要)。

2012年9月に25周年記念盤がリリース。LPレコードや当時のライブ映像を収録したDVDをセットにしたボックスセットもあります(くわしくはこちら)。


(SACD)

D

Passion: the Last Temptation of Christ

映画「最後の誘惑」のサントラ盤として作られた作品。多様なエスニックな楽器を駆使した民族音楽的インストが収録されています。これまでのソロ作品とは全く異なり、ロックさは皆無です。民族音楽が好きな人以外はお勧めできません。

SACDは聴いていませんので、音質はわかりません(再生にはSACDプレーヤーが必要)。


(SACD)

D

Shaking the tree: 16 Golden Greats

Soまでの作品からのベストアルバム。未発表曲Shaking a treeや既発表曲の別テイクが収録されていますが、Gabrielの作品は「アルバム単位でひとつの芸術作品」なので、切り繋ぎしたアルバムは私はお勧めできません。

「べスト盤をどうしても買いたい」のならば2004年発売のHITの方を買う方がよいでしょう。


(SACD)

A

Us

これまでのGabrielの集大成とも言える、怪し系、癒し系、ポップ系、ハード系など多彩なサウンドが収録されています。多様なエスニック楽器を組み込み、これまでになく分厚い音作りになっています。

かと言って、散漫な感じはせずアルバムとしてうまくまとまっています。「3」、「4」の次に聴いて欲しい名作です。

音数を詰め込み過ぎたのか、CDでは音がこもって聴こえるところもありますが、SACD(2chのみ。非ハイブリッド)は音の分離がよくなり、スッキリしたように思います(再生にはSACDプレーヤーが必要)。


(Disk 1)


(Disk 2)

A

Secret world Live

So、Usの収録曲を中心に構成されたライブアルバム。選曲、音質、曲の流れといい申し分ありません。しかし、Gabrielのライブは、映像面でも楽しめるので、DVDの方を買う方が絶対によいです。

B

OVO: Millennium show

2000年にロンドンのミレニアム・ドームで開かれたサーカスのサントラ盤。曲は全てGabrielのものですが、彼自身が歌った曲は少なく、ゲストボーカルの方が多いです。

ゆったりとして落ちついた感じの曲が多く、派手さはありません。なかなか出来のよいアルバムですが、純粋なGabrielのアルバムではないので、Bランクにしました。

D

Long walk home: Music from the Rabbit-Proof Fence

映画「裸足の1500マイル」のサントラ盤として作られた作品。多様なエスニックな楽器を駆使した民族音楽的インストが収録されています。Passionとの区別がつきません。

ロックさは皆無で、民族音楽が好きな人以外はお勧めできません。


(SACD)

B

Up

Usに比べて音数がぐっと減り、しっとりとした曲が多いです。「静けさの中にキラリと黒光りする」といった感じです。もはや「仙人の域」に達しています。

落ち着いた感じの曲が多く、おもしろさには欠けますが、疲れた心を癒してくれる感じがします。

SACDには5.1ch音源が収録されており、立体的な音を楽しむことができます(再生にはSACDプレーヤーが必要)。なお、ハイブリッド仕様なので通常のCDプレーヤーでも2ch音源が再生できます。

D

Scratch my back

デビッド・ボウイやレディオヘッドなどの曲をカバーしたアルバム。自信の創造力を高めるために「ノー・ドラム、ノー・ギター」という制約をつけ、自分の声とオーケストラとピアノだけで曲を奏でています。

しんみりとして、ヒーリングには向きますが、面白みに欠けるので、「ピーターの信者はどうぞ」と言った感じ。


(2CD)

?

New blood

過去の曲をオーケストラ・アレンジで再録音したもの。「ノー・ドラム、ノー・ギター」です。

アマゾンのレビューでは、けっこう好評ですが、私はこの手のアレンジ物は好きじゃないので、聴きません。

ピーターのボーカル抜きバージョンを収録したボーナスCDがついた2枚組セットもあります。

?

I'll scratch yours

スクラッチ・マイ・バックの姉妹版。

ピーターの名作をいろいろなアーティストがカバーしたものを収録。デヴィッド・バーン、ブライアン・イーノのようなひと癖ふた癖あるミュージシャンが独自のアプローチで曲を料理しています。

サンプラーを聴いて、「ああ、ずいぶんアレンジに工夫しているな!」と思いましたが、原曲にはとうていかなわないので、私は購入しません。

D

HIT

1枚目は、一般的にヒットしたシングルカット作品。2枚目にはアルバム収録の名曲を収めたベストアルバムです。

私は、Gabrielの作品は「アルバム単位でひとつの芸術作品」と考えているので、切り繋ぎしたアルバムはお勧めしたくありません。

でも、これからGabrielを聴き始めたい方には入門編としてはいいかもしれません。


(DVD)


(DVD)


(Blu-ray)

A

Live in Athens 1987 & Play

1987年、Soが大ヒットした勢いをかった、自信と熱気にあふれたライブが収録されています。名匠マーティン・スコセッシが監督しただけあって、ピーターの素晴らしいステージワークがしっかりと収録されています。

ボーナスディスクとしてPV集の「PLAY」がついています。


(DVD)


(DVD)


(Blu-ray)


(Blu-ray)

A

Secret world live

1994年、Usの発表後のライブ映像です。目が離すことができない様々な大道具、小道具が使われています。ステージの演出だけではなく、Tony Levinが使う様々なベースギターも見物です。一瞬たりとも、目が離せません。

もちろん、選曲、演奏とも申し分ありません。5.1ch音源収録で、音質も最高です。CDも発売されていますが、断然こちらを買うべきです。


(DVD)


(Blu-ray+DVD)

A

Growing up live

2003年、Upの発売後のライブを収録した作品。バッキング・ボーカルとしてGabrielの娘が参加しています。Secret World Liveに比べさらに演出が大掛かりとなっています。父娘そろって、上下さかさま宙吊になったり、球体の中に入ってそれごと跳ねたり、自転車に乗って歌ったりと「そこまでやるか!」の連発です。

UsやUpの収録曲が中心なので、初期のファンの人には物足りないかもしれませんが、とにかく楽しめます。5.1chDTS音源つきで、音質は文句なしです。

2016年9月発売のBlu-rayには、「スティル・グローイング・アップ-ライヴ&アンラップト」のDVDがついてきいます。

A

PLAY

これまでに発表されたプロモーションビデオを集めたものです。注目すべきは全曲5.1chでリミックスされているということ。現時点ではUpだけしか5.1ch音源収録がされていないので、それ以外のアルバム収録曲もサラウンドで聴けるというのは非常に貴重です。

ベスト盤的な選曲にもなっているので、Gabriel入門としてよいかもしれません。

?

Still growing up & unwrapped

2004年のStill growing upツアーのライブ映像。


(DVD)


(Blu-ray)

?

New blood Live in London

過去の作品をオーケストラをバックに演奏したもの。


(DVD)


(Blu-ray)


(2DVD+2CD)


(2Blu-ray+2CD)

?

Back to Front: Live in London

2013年10月に実施されたロンドン公演を収録。Soの発売25周年企画の一環で、So当時のメンバーでSoの完全再現を試みています。

インタビューなどを収めたDVD/Blu-rayとライブ音源のCDをセットにしたデラックス盤もあります。







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