Roger Waters  ロジャー・ウォーターズ

B

Music from the body

イギリスのテレビ科学番組のサントラ盤。ロン・ギーシンとの共作の奇妙奇天烈なインスト曲が中心。ロジャーはフォーク調の曲を数曲歌っています。

プログレともサイケとも実験音楽とも定義しづらい音楽が展開されています。非常におもしろい作品ですが、あまりに強烈過ぎるのでPink Floydマニア向けの作品です。

C

Pros and cons of hitchhiking

「主人公が午前4:30から5:06までの間に見た夢」を描いた作品。

地味なサウンドなので、「派手なPink Floydサウンド」を期待していると肩透かしをくらいます。静かに淡々と流れていき、同じようなフレーズが出てきて聴いているうちに飽きてきます。

ゲスト参加のエリック・クラプトンの泣きのギターは魅力的なのが救い。

Pink Floydで「アニマルズ」の次のアルバムの企画会議をやった際に、ロジャーがこのアルバムと「ザ・ウォール」を提案したところ、こっちはボツになったとのこと。

A

Radio K・A・O・S

テレパシー能力を持つ植物人間の主人公ビリーが、コンピュータや電話へアクセスし、奇想天外な方法で世界平和を訴えるストーリーを描いた作品。

ポップ調の曲で幕開けし、その後はロック調あり、女性コーラスありの派手な曲が展開していきます。曲調、構成全てが素晴らしく、スリリングな展開で最後まで引きずり込まれます。ロジャーのソロ最高傑作です。Pink Floydを聴き始める前に聴いてもよいくらい。


(SACD)


(SACD)

A

The Wall: Live in Berlin 1990

「万が一、ベルリンの壁が崩壊したらザ・ウォールのライブをベルリンでやる」と半分冗談のつもりで言ったら、ホントに壁が崩壊してしまったので、コンサートが実現しました。

他のPink Floydのメンバーは誰も参加していませんが、一曲ごとにいろいろな有名ミュージシャンが入れ替わりで登場し、演奏&ボーカルをしています。

2003年に、SACD(ハイブリッドなので、CD音声も収録)として再発売されました。

本作はDVDも発売されています。ザ・ウォールのコンサートは派手な演出が見ものですので、DVDの方を買う方がいいかと思います。


(CD+Blu-ray audio)


(CD+Blu-ray audio)


(SACD)


(SACD)

C

Amused to death

政治的なテーマを歌った作品(難解なので詳細不明)。ジェフ・ベックがゲスト参加してギターを弾いています。

詩の朗読から始まり、女性ボーカルをフィーチャーしたPink Floyd的なヘビーな曲に展開します。しかし、後半にかけて、盛り上がりにかける地味な曲が続き、いつも聴いているうちに眠くなってしまいます。

傑作だとは思いますが、あまりにも重過ぎるので、Pink Floydマニア向け。

2015年にカバーアートを一新したリミックス版が発売されました。5.1ch音源を収録したBlu-rayオーディオやSACDもあります。


(SACD)

C

In the flesh

1999〜2000年にかけてのアメリカでのコンサートを収録した作品。前半はPink Floydの名曲集とも言える演奏を聞くことができます。まさかライブ演奏が聞けると思っていなかったDogsも収録されており、感動ものです。後半のソロ時代の曲は盛り上がりに欠けるのが難点ですが・・・。

DVDが発売されており、映像つきで楽しめるので、そちらの方がいいかと思います。なお、音質にこだわる方には輸入版でSACDが発売されています。


(CD version)


(English ver.)

D

Ca Ira

フランス革命を舞台に描いたクラシック・オペラ。

ロックではなく、普通のオペラなので、オペラファン以外はお勧めできません。

A

The Wall

ロジャーが2010-13年に行ったザ・ウォール完全再現ライブを収録したもの。

80年代当時と変わらない歌声を聞かせてくれています。どうせなら映像と一緒に楽しめるDVD/Blu-rayを買いましょう。

B

Is This the Life We Really Want?

不安感、絶望感が渦巻くこの世界の紛争、危機、差別、環境、政治などへの怒りを込めた作品。

とは言っても派手にガンガン攻めるのではなく、アコギ片手に弾き語りでじっくりと語りかけるという感じ。

Pink Floydやロジャーの他のアルバムを聴き込んで彼がどのような人物かを理解してからじゃないと、地味なアルバムという印象しか残らないでしょう。

A

The wall live in Berlin

「万が一、ベルリンの壁が崩壊したらザ・ウォールのライブをベルリンでやる」と半分冗談のつもりで言ったら、ホントに壁が崩壊してしまったので、コンサートが実現しました。まさに「ベルリンの壁」があったところでコンサートが開かれました。

他のPink Floydのメンバーは誰も参加していませんが、一曲ごとにいろいろな有名ミュージシャンが入れ替わりで登場し、演奏&ボーカルをしています。

コンサートの最中に、実際にステージに壁が築かれていき、後半はその壁にさまざまな映像が映されます。派手な演出は一見の価値あり。

B

In the flesh

1999〜2000年にかけてのアメリカでのソロコンサートを収録した作品。

前半はPink Floydの名曲集とも言える演奏を聞くことができます。まさかライブ演奏が聞けると思っていなかったDogsも収録されており、感動ものです。後半のソロ時代の曲は盛り上がりに欠けるのが難点ですが・・・。

Pink Floydはライブの演出の派手さが売りですが、このライブはシンプルな演出になっています。


(DVD+Blu-ray)


(DVD)


(Blu-ray)

S

The Wall

ロジャーが行ったザ・ウォール完全再現ライブの映像と、祖父や父の巡礼の旅の映像を織り交ぜた作品。

ライヴ映像は圧巻です。幅広い壁いっぱいに映写される映像がすごい迫力があります。ベルリン・ライブなんて目じゃないです。

詳しくはこちら



David Gilmour  デヴィッド・ギルモア

B

David Gilmour

「アニマルズ」発表後にリリースされた初ソロ作品。Pink Floyd加入以前にバンドを組んでいた2人と一緒に、シンプルなロックを演奏しています。

当時のPink Floydが持っていたスケールの大きさ、奇抜さはありません。良質の純粋なブルース風ロック・アルバムとして楽しめます。

B

About face

「ファイナル・カット」発表後にリリースされた作品。Pink Floydをロジャーに完全支配されたという鬱憤をはらさんとばかりに、多彩なゲスト・ミュージシャンを引き連れ、ハードロックあり、バラードありのさまざまなタイプの曲を聴かせてくれます。

前回のソロ作と違い、音数も多く、完成度は高いです。プログレ色の曲はありませんが、かなり楽しめます。

B

On an island

刺激的な曲はなく、叙情的な曲ばかりが収録されています。

Pink Floydを極めたオトナ(おじさん?)のファンが、ゆったりとした気持ちでくつろぐためには最適です。

初心者の人は、まずPink Floydのアルバムを聞きまくりましょう。


(3枚盤)


(5枚盤)


(2枚盤)


(3枚盤)


(4枚盤)


(5枚盤)

?

Live in Gdansk

2006年のポーランド公演を収録。「オン・アン・アイランド」からの曲とPink Floydの名曲を演奏。

以下の4セットが売られています。
(2枚盤) CD2枚組(輸入盤のみ)
(3枚盤) 上+ライブ映像を収録したDVD1枚
(4枚盤) 上+ボーナスDVD1枚(輸入盤のみ)
(5枚盤) 上+ボーナスDVD1枚+ボーナスCD1枚


(CD+DVD)


(CD+Blu-ray)



(CD+DVD)


(CD+Blu-ray)

B

Rattle that lock

刺激的な曲はなく、ゆったりとしたオトナの曲が収録されています。プログレ度は皆無。

透明感あるギターサウンドが聴ける曲があり、ゆったりとした気持ちでくつろぐためには最適です。

初心者の人は、まずPink Floydのアルバムを聞きまくりましょう。


(2CD)


(2CD)


(DVD)


(DVD)


(Blu-ray)


(Blu-ray)


(2CD+2Blu-ray)


(2CD+2Blu-ray)

A

Live at Pompeii

2016年7月のポンペイの円形闘技場での公演を収録。1971年のPink Floydとしての演奏の際には観客なしでしたが、今回は2000人が集結。

ソロ曲、ギルモア的フロイド曲、全盛時代フロイド曲を織り交ぜています。

女性2人+男性1人のバッキングコーラス隊によるGreat Gig in the Skyのド迫力は聴きどころです。

すり鉢状の闘技場を活かしたライティングは見事です。闘技場の外縁では篝火がいくつも置かれ、さらに外縁を取り囲んでバリライトが設置されており、遺産が傷つかなかったのかと不安になるくらい。

詳しくはこちら

D

David Gilmour - In Concert

2001〜2002年に開かれたギルモアのアコースティック・ソロコンサートを収録した映像です。Pink Floydの名曲がアコースティックサウンドで演奏されています。

私は観たことはありませんが、Amazonのレビューでは最悪の評価がされていますので、買わないほうがよいでしょう。


(DVD)


(Blu-ray)

A

Remember that night-Live in the Royal Albert Hall

2006年のロンドン公演を収録。「オン・ジ・アイランド」の収録曲をPink Floydの名曲でサンドイッチしたスタイルです。

聴きどころは、あの「エコーズ」の完全演奏。

Pink Floydの盟友リチャード・ライトがキーボードを弾き、デヴィッド・ボウイがボーカルで参加など、ゲストも凄いです。



Richard Wright  リチャード・ライト

A

Wet dream

「アニマルズ」発表後にリリースされた初ソロ作品。地中海でクルーズしているような壮大で透明感あふれる爽やかな作品に仕上がっています。

ギターを弾いているのがPink Floydのコンサート・サポートメンバー(スノウィー・ホワイト)だけあって、ギルモア的なギターサウンドを聴くことができます。

この時期のPink Floydが持っていた毒々しさがなく、物足りないと思われる方もいるかもしれませんが、この爽快感は特に夏場にはうってつけです。

D

Identitiy (1984年)

「ザ・ウォール」のツアー終了後にピンク・フロイドを完全脱退。ニューロマンティック系のバンド、ファッションのデイヴ・ハリスと結成したグループZee名義でリリースしたもの。

プログレ風味は皆無。「新たな自分を見つけ出したい」と思ったのか、シンセポップというか、ニューロマンティック風というかエレクトリックな曲が収録されています。

リックは後に「リリースすべきではなかった失敗作」と言っていたとのこと。

PFの熱狂的信者が「物珍しさに一度試しに聴いてみる」程度でよい作品です。

D

Broken china

「対」発表直後にリリースされた作品。

無機質なリズム、ほわーんとしたキーボード、ぼそぼそとつぶやくようなボーカルが延々と続き、退屈極まりないです。

聴くだけ時間の無駄。



Nick Mason  ニック・メイスン

B

Nick Mason's fictitious sports

ニックのソロ作品というより、フリージャズ・アーティストのカーラ・ブレイのセッションバンドとして演奏した作品です(ニックの名前を前面に出した方が売れるというレコード会社の思惑か?)。

Pink Floydっぽい壮大なスケールを感じる曲は1曲ありますが、それ以外は奇妙奇天烈なフリージャズがほとんど。

プログレサウンドを求めるPink Floydファンにはお勧めできませんが、普段は耳にしない曲ばかりなので、新鮮な驚きがあります。

元ソフト・マシーンのロバート・ワイアットの温かさとはかなさを感じる声は心にしみます。

C

Profiles

ニックと元10CCのリック・フェンのコラボレーション作品。デヴィッドがゲストで参加し、ボーカルを入れた曲もありますが、ほとんどがインスト作品。

テクノロック調の曲が大半を占めるので、プログレサウンドを求めるPink Floydファンにはお勧めできません。

曲の出来もあまりよくないので、Pink Floyd超マニア向けという程度。

?

White of the Eye (Original Motion Picture Soundtrack)

1987年公開のスリラー映画、White of the Eyeのサントラ盤。

2018年にニック・メイソン名義のアルバムがボックスセット発売されたのに合わせ、突如、ハイレゾ配信も開始。。

?

Unattended Luggage

2018年に突如発売された、上記3作を収録したボックスセット。



Syd Barrett  シド・バレット

C

The madcap laughs

Pink Floyd脱退直後からボチボチっとレコーディングされてきた曲を収録。

デヴィッドがベースやアコギで参加し、数曲をロジャーと一緒にプロデュースしています。

サイケデリック・フォークと言った感じの曲が収録されています。
「夜明けの口笛吹き」の時のようなギラギラとした魅力のある曲は少ないです。

2、3曲目で、ソフト・マシーン(ロバート・ワイアット、ヒュー・ホッパー、マイク・ラトリッジ)がサイケデリック感あふれる演奏をしてます。

「Pink Floyd関連だったら何でも聴きたい」というマニア向け作品。

C

Radio One Sessions

1970年2月にイギリスのBBCラジオのジョン・ピールの番組用に録音された5曲に、1971年2月にBBCラジオ用に録音された3曲を追加したもの。

ジョン・ピール・セッション用では、シドがアコギ片手に歌い、デヴィッドがベース、ギター、オルガン、バッキングボーカルで参加(スタジオセッションなのでオーバーダビングしている)で参加。ジェリー・シャーリーが叩くパーカッションが一風変わった雰囲気を醸し出しています。

5曲中4曲は当時未発表曲(のちに3曲は次回作に収録)。音質は良好です。

1971年2月の分はダビングされまくったテープが音源のために音質は悪いです。

C

Barrett

デヴィッドのプロデュース&ベースなどの演奏でレコーディングされた作品。リックもプロデュースやキーボード演奏で協力しています。

前作に続きサイケデリック・フォークと言った感じの曲が収録されています。

魅力のある曲はさらに少なくなり、退屈に思います。マニア向け作品。

C

Opel

既発表曲のデモバージョン、未発表曲を寄せ集めたもの。

マニア向け。

B

Wouldn't you miss me: The best of Syd Barrett

上記の作品から「よい曲」を22曲選び抜いて作られた作品。

私はこれを聴いたことはありませんが、評判はいいようです(これ一枚持っていればシド・バレットは十分という意見も・・・)。