D

On the Sunday of life

ポーキュパイン・ツリー名義ながら、実際はスティーヴン・ウィルソンのソロ作品。ごく一部を除き、全楽器をスティーヴンが演奏しています。

スティーヴンがカセットテープで売り出したTarquin's Seaweed Farm(1989年)とThe Nostalgia Factory(1991年)に収録された曲から、抜粋した曲をまとめたアルバム。

2000年あたりのPTのサウンドとは程遠い、サイケデリックだったり環境音楽ぽかったりテクノみたいなサウンドが収録されています。ボーカル曲でのスティーヴンの声が妙に高く別人のようです。

初心者には向きません。PTや彼のソロアルバムを十分に聴き込んで、「どのようなサウンドでも受け入れる」という仙人レベルのファンになってからどうぞ。

?

Yellow Hedgerow Dreamscape

オン・ザ・サンデイ・オブ・ライフに収録されなかったTarquin's Seaweed FarmとThe Nostalgia Factoryの曲を収録したアルバム。

B

Up the downstair

ポーキュパイン・ツリー名義で出したスティーヴン・ウィルソンのソロ作品。後に正式加入するメンバーが何曲か演奏に加わっています。

2005年の再発売時に、オリジナルではドラムマシンだった演奏を、ギャビン・ハリソンの生ドラムに差し替え、リミックスを施したので、2000年あたりのサウンドに近づき、ホワーンとした浮遊感とハードなギター演奏のコントラストが心地よいです(とは、言ってもIn Absentia以降のヘビーさまではない)。

暗さはなく、ほんわかした感じがして、聴きやすいです。

-

Staircase Infinities

アップ・ザ・ダウンステアーとの2枚組でリリースする企画だったものの、時間がなくなったために別個でEPとして発売。

2005年にアップのCDが再発された際に、2枚目のCDとしてセットされました。

何故か、アップがハイレゾ配信された際に別モノとして配信。

D

Voyage 34: The complete trip

アップと同じ時期にレコーディングされ、Phase 1&2、3、4として別個にリリースされた曲を1枚のアルバムにまとめたもの。

ほわーんとした浮遊感のあるキーボード主体のインスト曲で、LSDについての語りが時折入ります。

「PTって退屈なバンドなの?」と誤解してしまうこと間違いないので初心者は手を出さないように。PTファンでも金を出してまで聴く価値はないです。

B

The sky moves sideways

バンドとしてのポーキュパイン・ツリーの初作品(ただし、2曲はスティーヴンのソロ)。

各15分超の組曲The sky moves sidewaysのPhase1とPhase2で短い3曲をサンドイッチした構成になっています。前作に比べてダークさと怪しさが強くなりました。

Phase2のラストのギターソロは、Pink Floydのギルモアをイメージさせるほど泣いています。

B

Signify

1曲目はヘビーなギターサウンドをフィーチャーし、In AbsentiaやDead wingっぽいですが、それ以降の曲は、静かで怪しげな雰囲気のある曲が続きます。

ハードなサウンドを期待していると肩透かしをくらいますが、Pink FloydのMoreやUmmagmmaの世界が好きな人はどっぷり浸れるかも。

2003年のCD再発時に、もともとInsignificanceというタイトルで発売されたカセットテープの収録曲(シングルB面曲やデモ曲)がボーナスCDとしてセットされました。

A

Coma divine - Recorded Live in Rome

初期PTのおいしい曲を凝縮したライヴアルバム。スタジオ録音では気付かなかった魅力を感じ、「こんなにいい曲があったんだ!」と新鮮な発見があります。

ガツンとヘビーな曲、幻想的な曲、ほんわかした曲のバランスがよく、引き込まれます。

クリス・メイトランドの小気味よいドラムさばきが心地よいです。

?

Metanoia(1998年)

シグニファイのセッション時のインプロビゼーション大会から発展した曲を収録。全曲インスト作品。

2001年のCD発売時に、前述のInsignificanceに収録された2曲が追加されました。


(CD+DVD-audio)


(CD+DVD-audio)

B

Stupid dream

「ガツン」とくるハードな曲がなく、おとなしめで、深みのある曲が収録されています。とは言っても単調という感じはなく、心を癒す音楽として楽しめると思います。

DVD-audioなら、鮮烈な音で5.1chも楽しめます。絹のシーツで全身を包まれるような感覚が心地よいです。

DTS対応のDVDビデオプレーヤーでも再生できますが、DVDオーディオプレーヤーならさらに鮮明なサウンドが聴けます。


(CD+DVD-audio)


(通常版)


(CD+DVD-audio)

B

Lightbulb sun

イン・アブセンティア以降のサウンドとは異なり、「ガツン」とくるハードな曲がなく、おとなしめで、深みのある曲が収録されています。とは言っても単調という感じはなく、心を癒す音楽として楽しめると思います。

DVD-audioなら、鮮烈な音で5.1chも楽しめます。DTS対応のDVDビデオプレーヤーでも再生できますが、DVDオーディオプレーヤーならさらに鮮明なサウンドが聴けます。

C

Recordings

1999〜2000年に発売されたシングルのB面収録曲と、スチューピッド・ドリームとライトバルブ・サンのセッション中に録音されたアルバム未収録曲を集めたアルバム。

次回作では方針変換を図る予定だったため、「これらの曲を次回作に持ち込むのではなく、ここで一気に出しておこう」という意図で作成したそうです。

おとなしめの曲が淡々と流れます。前2作の世界が好きになった方はどうぞ。

-

Warszawa

2001年4月6日にポーランドのラジオ局で放送のためにスタジオライヴとしてレコーディングされた音源。


(CD+DVD-audio)


(DVD-audio)

S

In absentia

レコーディング開始直前の2002年2月にクリスが解雇され、後任ドラマーとしてギャヴィン・ハリソンが加入。

一曲目はハードなギター、肩の力が抜けた語りかけるようなボーカル、そして、美しいサビのハーモニーが楽しめる、動と静の対比が見事な傑作です。

その後は静か目で、たまにアクセントでヘビーなギターが入る曲が続きます。

クリムゾンの「暗黒の世界」のA面が好きな方なら、満足のいく作品でしょう。

DVD-audioなら、鮮烈な音で5.1chも楽しめます。DTS対応のDVDビデオプレーヤーでも再生できますが、DVDオーディオプレーヤーならさらに鮮明なサウンドが聴けます。

-

XM

2002年11月12日に、アメリカ、ワシントンにあるXMサテライトラジオ局のスタジオで録音されたもの。

イン・アブセンチアからの曲を主に収録。

(使用するアイコンの都合上「ハイレゾ」と記載していますが、多分、44.1kHz/16bitです。)


(CD+DVD-audio)


(DVD-audio)

A

Deadwing

方向性は前作のイン・アブセンチアと同じで、ヘビーなギターをフィーチャーした曲で幕を開け、後半は静か目の曲が並んでいます。

スピード感のあるラップ調の一曲目、ハードな二曲目、美しいバラードの三曲目の流れは、かっこいいです。

ただし、キーボードが薄めで、彼ら独特の浮揚感があまり感じられないのは残念。

DVD-audioなら、鮮烈な音で5.1chも楽しめます。DTS対応のDVDビデオプレーヤーでも再生できますが、DVDオーディオプレーヤーならさらに鮮明なサウンドが聴けます。


(DVD)


(DVD)


(Blu-ray+2CD)

A

Arriving somewhere

2005年10月11、12日のシカゴ公演を収録した作品。

ハードさと幻惑さを兼ね備えたサウンドに引き込まれていきます。

特に、ギャヴィンのドラムさばきには「カッコええ〜」としか言いようがありません。リチャードのほわーんとした空間を描くキーボードもよし。

オリジナルアルバム収録曲よりも、曲の魅力がアップしているように感じます。

DVDは2006年に発売されていましたが、2018年に突如、Blu-ray+2CDが発売。とは言え、画質はDVD並みです。

B

Rockpalast

2005年11月19日のドイツ公演を収録。

CD2枚分の曲が収録されており、1曲を除きイン・アブセンチアとデッド・ウイングからの曲を収録。

(使用するアイコンの都合上「ハイレゾ」と記載していますが、多分、44.1kHz/16bitです。)


(CD+DVD-audio)


(DVD-audio)

S

Fear of a blank planet

インターネットの蔓延により変貌した10代の子供たちをテーマにしたコンセプトアルバム。

1曲目のタイトル曲は、スピード感、ハード感、眩惑感を兼ね備えたパンチのある曲です。20分近いアネステタイズは静かな暗鬱感にどっぷりと浸れます。

ピンク・フロイドの陶酔感がお好きな方なら虜になるでしょう。

DVD-audioなら、鮮烈な音で5.1chも楽しめます。DTS対応のDVDビデオプレーヤーでも再生できますが、DVDオーディオプレーヤーならさらに鮮明なサウンドが聴けます。

輸入盤のDVD-audioにはボーナストラックとして、ミニ・アルバムとしてリリースされたNil recurringの収録曲もついています。

-

Nil Recurring

フィアーのレコーディングセッション中に録音されたものの、アルバムに収録されなかった4曲を収録したミニアルバム。

-

We Lost The Skyline

2007年10月4日に開催された、アメリカ、フロリダのCDショップでのミニライヴを収録。

4人で登場する予定だったのに、場所が狭かったのでスティーヴンとジョン・ワイズリーの二人だけのセッションとなりました。

A

Atlanta

2007年10月29日のアメリカ、アトランタ公演を収録。

もともとライヴアルバムとしてリリースする予定だったが、ライブDVD/Blu-rayのAnesthetizeのプロジェクトが始まったことで企画立ち消え。

しかし、元ジャパンのミック・カーンが癌に罹患したことを受け、収益で彼の治療費を支援するために配信のみでリリースされました。

収録曲はAnesthetizeとほぼ同じですが、曲順が異なる(Anesthetizeはフィアーの完全再現だが、こちらは新旧織り交ぜ)ために、新鮮味を感じながら聴くことができます。


(DVD)


(DVD+Blu-ray)

S

Anesthetize

2008年10月のオランダ公演を収録した作品。Fear of a blank planet全曲を収録しています。映像のカットがかっこよくて、何回見ても見あきません。

これまたギャヴィンのドラムのカッコよさに痺れます。

超オススメ。


(特別盤)


(DVD-audio)

B

The incident

14つのパートから構成される組曲The incidentを収録したCDと小作品4曲を収録したCDの2枚組。

The incidentは、前作に比べ深みとダークさが増しました。派手さは全くなく、淡々と進んでいきます。後半になるとヘビーなギタープレイがちょろっと出てきますが、最後はしんみりと終わります。PT初心者が聴くと「つまらないバンドだ」と誤解するかもしれません(ピンク・フロイドを理解できるなら、魅力を感じれるはずだが・・・)。

特別盤は、LPジャケットサイズのケースに、写真集と5.1ch音源を収録したDVDもセットした豪華仕立て。

DVD-audioなら、鮮烈な音で5.1chも楽しめます。DTS対応のDVDビデオプレーヤーでも再生できますが、DVDオーディオプレーヤーならさらに鮮明なサウンドが聴けます。


(2CD+DVD)


(2CD+DVD)

B

Octane Twisted

2010年のシカゴ公演とロンドン公演を収録した2枚組CDとライヴ映像を収録したDVDのセット。

1枚目には「The Incident」が完全収録されており、2枚目には以前の作品から幻想的な曲が選ばれて収録されています。

私のブログに感想を詳しく書いていますので、ご覧ください。







Copyright shig-sak