A

Voyage of the Acolyte

Genesisの「ブロードウェイ」のツアー終了直後にレコーディングを開始した作品。「ブロードウェイ」では自分らしいプレイをさせてもらえなかったうっぷんを晴らさんばかりに多様な曲を演奏しています。

前半はインスト曲が続きます。一曲目はスピード感があって目まぐるしく展開するジェットコースター的な曲。それに続く曲はフルートを活かして情感たっぷり。インストコーナーが終わった後は、スティーブが歌う曲。Camelの「ムーンマッドネス」の収録曲かと疑うほど叙情的な世界が描かれています。フィル・コリンズが歌う曲に続けてラストはサリー・オールドフィールドのクリスタル・ボイスを最大限に活かした透明感のあるシンフォニックなサウンドで終了。

(2CD+DVD)

B

Please Don't Touch

Genesisで自分の曲がなかなか採用されないことに不満を感じて脱退して作成した作品。

前半はボーカル曲中心で味のあるゲストボーカリストに歌わせています。1曲目と3曲目はカンサスのスティーブ・ウォルシュが元気いっぱいにポップな曲を歌い、5曲目はアメリカのフォーク界の重鎮リッチー・ヘブンスが渋い声でバラードを歌い上げます。後半はジャズ・シンガーのランディー・クロフォードが情感たっぷりと歌い上げた曲から切れ目なくインスト曲が続き、ラストは再びリッチーが渋い歌声でアルバムを閉めます。

あまりプログレ感はありませんが、一流ボーカリストの歌声は聞き応えあります。

2016年6月にSteven Wilsonによるステレオリミックスや5.1chミックスを収録した2CD+DVDが発売。DVDにはハイレゾ2chも収録。

(2CD+DVD)

B

Spectral Mornings

コンサート・ツアーのために編成したバンドメンバーとレコーディングした作品。

1曲目はポップに始まりラストには華麗なギターソロが聴けます。2曲目はGenesisで聴くことができた12弦ギターの響きが美しいバラード。その後、中国風になったり、おちゃらけ風になったり、スペイン風になったりと数々の彩のある曲が収録されて、「思いつく限りのネタを盛り込みました」的な感じです。

ラスト1曲前のTigermothはスリリングなタッチで幕開けし、途中で遊園地のメリーゴーランド風に変わり、最後はアコギの響きにうっとりとするアルペジオで幕を閉じる展開が面白い曲。ラストのタイトル曲は、広がりのあるストリング風のキーボードをバックにスティーブが爽快感のあるギターを奏でます。

2016年6月にSteven Wilsonによるステレオリミックスや5.1chミックスを収録した2CD+DVDが発売。DVDにはハイレゾ2chも収録。

(2CD+DVD)

A

Defector

一曲目はダークな感じのするヘビーなリズムをバックにギターが鳴り響くインスト曲で、いきなりプログレしています。ここでグイッとハートをつかまされ、過去2作の冒頭を飾ったようなポップを挟み、再びドラマチックな展開のインスト曲に。4曲目はアコギの響きとハーモニーがとても美しい過去一番の出来だと思うバラード曲です。

その後、軽快なギター曲、ピアノ主体のシンフォニックな曲など心に響く曲が続き、ラストは昔の白黒映画で使われたような感じの独特の雰囲気を持った曲で終わります。

前作と同じメンバーで収録されたので曲調は似ていますが、曲順が巧みで一貫した流れがあるので、前作のような唐突感がなく耳に馴染みます。

2016年6月にライブ音源や5.1ch音源を収録した2CD+DVDが発売。

D

Cured

前2作を一緒にレコーディングしたツアーバンドを解散し、弟のジョン、キーボードのニック・マグナスの3人だけでレコーディングしたもの。何と、ドラム・マシンにリズムを刻ませています。

カバー・アートのとおり、スカッとさわやかな曲が収録されていて、プログレさは皆無です。

C

Highly Strung

のちにマリリオンに加入するイアン・モズレーをドラムに迎えてレコーディングした作品。

前作と同様なポップな感じで始まり、「あー、またか…」と思わせます。後半になって展開が激しいギター・インスト曲、しんみり曲、シンフォニックな曲と続き、どうにかプログレの気配はあります。しかし、物足りないことには変わりなし。

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Premonitions

2015年に発売された10CD+4DVDのボックスセット。CD1〜4には「ヴォヤージ」から「ハイリー」の収録曲を押し込め、CD5〜8にはライヴ音源を収録。

CD9と10にはそれぞれスティーヴン・ウィルソンの手による「プリーズ」と「スペクトラル」のリミックス音源を収録。

DVD1と2には、それぞれ「プリーズ」と「スペクトラル」の5.1chサラウンドリミックス音源、2chハイレゾリミックス音源を収録し、DVD3と4にはそれぞれ「ヴォヤージ」と「ディフェクター」のなんちゃって5.1ch音源を収録(マルチトラックテープが発見できなかったので、2ch音源をアップコンバートした)。

C

Bay of Kings

クラシック・ギターをフィーチャーした作品。

シンプルな調べに心休まります。でも、同じような曲が延々と続くので、次第に飽きてきます。

スティーヴの弟が奏でるフルートがたまに入り、変化をつけているのは救いです。

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Till We Have Faces

聴いていません。

C

Momentum

「ベイ・オブ・キングス」同様にクラシック・ギターをフィーチャーした作品。

シンプルな調べに心休まります。でも、同じような曲が延々と続くので、次第に飽きてきます。

スティーヴの弟が奏でるフルートがたまに入り、変化をつけているのは救いです。

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Time Lapse

1981年11月と1990年10月の公演を収録したライブ盤。

聴いていません。

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Guitar Noir

聴いていません。

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Blues with a Feeling

聴いていません。

B

Genesis Revisited

ジョン・ウェットン、ビル・ブルフォード、トニー・レヴィンら豪華ゲストを迎えてGenesis時代の曲をカバーした作品。

オーケストラをバックにしたFor Absent Friends、オルゴール風で始まるFirth of Fifthなど大胆にアレンジを変えた曲もあり、「あの曲はどのように料理されたのか?」と次の曲を聴くのにワクワク感があります。

Genesis在籍時代に作ったもののボツとなった曲や新曲も収録。


(2CD+DVD)

B

The Tokyo Tapes

ジョン・ウェットン、チェスター・トンプソン、イアン・マクドナルドなど豪華メンバーを率いた1996年12月の東京公演を収録したもの(2CD)。

スティーヴのソロ曲に加え、Genesis、King Crimson、Asiaの曲までやるという曲目も豪華。

Genesisサウンドを知り尽くしたトンプソンが確実なリズムを刻む中、ウェットンがいつもながらの渋い声を披露し、マクドナルドがフルートやサックスで曲に彩りを加える。聴き応えのある作品です。ウェットンのあのセリフも登場!

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A Midsummer Night's Dream

ロイヤル・フィル・ハーモニックと共演したクラシック・ギター作品。

聴いていません。

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Darktown

聴いていません。


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Feedback 86

1986年にできていたもののお蔵入りになっていた作品。

聴いていません。

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To Watch the Storms

聴いていません。


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Metamorpheus

聴いていません。

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Wild Orchids

聴いていません。

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Tribute

アコギ一本でレコーディングした作品。バッハの曲なども演奏されています。

聴いていません。


(2CD)

B

Out of the Tunnel's Mouth

オルゴール的な音をバックにしんみりと歌うところからオープニングし、途中からどっしりとしたシンフォニック・サウンドに展開。いきなりのドラマチックです。2曲目はスペイン風のアコギプレイから泣きのギターが堪能できるスピーディーなセクションになだれこみ、3曲目のしんみりとしたバラードに流れるのは絶妙。ほっこりとした気持ちになった後は、スリリングな怒涛のインストパートに突入。ラストは中東風たっぷりの怪しげなサウンドで閉められます。

一曲一曲が起承転結のあるドラマチックな構成になっている分、アルバム全体としての盛り上がりという点では今一つな気がします。

ライヴ音源を収録したボーナスCDつきのものもあります。


(2CD)

C

Beyond the Shrouded Horizon

叙情的なおとなしめの曲が多いです。

特に盛り上がることもなく気が付いたら最後の曲になっていたという感じ。

B

Genesis Revisited II

Genesisの曲のセルフ・カバー第二弾(2CD)。

第一弾ではいじり過ぎな点がありましたが、今回は原曲に近いアレンジで仕上げています。とは言え、ボーカルが違うせいか原曲とは違う雰囲気が漂っています。とても聴きやすい作品です。

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Genesis Revisited: Live at the Royal Albert Hall

ジェネシス・リヴィジテッド・ツアーの2013年5月のハマースミス公演を完全収録(3CD+2DVD)。

リヴィジテッドIIのレコーディングに参加者が続々と登場する豪華絢爛なライブです。

聴いていません。

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Genesis Revisited: Live at the Royal Albert Hall

ジェネシス・リヴィジテッド・ツアーの2013年10月のロイヤル・アルバート・ホール公演を収録(2CD+DVD)。

聴いていません。


(CD+Blu-ray)

A

Wolflight

古代から続く、自由を求める終わりなき闘いをテーマに描いた作品。

狼の遠吠えに続く、シンフォニックでスピード感のある曲で幕開け。2曲目はさわやかなアコギ弾き語り風とドラマチックで濃厚なストリングセクションの対比が強烈。3曲目はKing Crimsonの「宮殿」を連想させるコーラスパートや泣きまくるギターをフィーチャーしていて聴きごたえあります。

大人数を集めた宗教儀式で流れそうな神々しい女性コーラスを取り入れたドラマチック曲の後はアコギソロを入れてコントラストでつけるなど全体を通じて緩急&起伏に富んでいます。

ハイレゾ5.1ch、2ch音源を収録したBlu-rayとの2枚組もあります。


(3CD)


(2CD+2DVD)


(Blu-ray)

?

The Total Experience Live in Riverpool

2015年のコンサートを収録。

前半は「ウルフ・ライト」の曲やソロ初期の名曲を熱演。後半はジェネシス曲のほぼ完全再現です。

私は日本公演に行きました。大満足でした。その興奮の様子はこちら

CD2枚にコンサートを収録。日本盤には未発表音源を収録したボーナスCDがつき、輸入盤にはコンサートを完全収録したDVDとドキュメタリーやウルフ・ライトのプロモ動画を収録したDVDをセット。Blu-rayの単品もあります


(CD+Blu-ray)

A

The Night Siren

1曲目のBehind the Smokeから超濃厚プログレです。「静かな始まりだな」と思ったら、グングンとシンフォニックさが増して壮大曲になり、これだけで満腹になれます。

鳥が国境を超えて世界を飛び回るように、音楽が自由に世界をつなげていくことを描いたそうです。スティーヴがペルー、アイスランド、モロッコなどの諸国漫遊で手に入れた世界各国のユニークな弦楽器や木管楽器が使われていて、異国情緒がただようアレンジになっています。

しかし、さすがはスティーヴ。異国情緒に流されることなくしっかりと欧風プログレに融合させています。

詳しくはこちら

ハイレゾ5.1ch、2ch音源を収録したBlu-rayとの2枚組もあります。

GTR


(2CD)

C

GTR

イエスのスティーヴ・ハウと結成したバンドの唯一のアルバム。

若干プログレの香りがする良質なポップ曲が収録されています。両スティーヴのファンはどうぞ。

輸入盤では、ライヴ音源を収録したボーナスCDとのセットです。このライヴではGenesisやYesの曲も演奏されていて、スタジオアルバムよりも楽しめます。

Squackett スクアケット


(CD+DVD)


(CD+DVD)

C

Life Within a Day

イエスのクリス・スクアイアと結成したユニットでのアルバム。

壮絶なプログレ大作を期待すると拍子抜けします。ミディアム・テンポの曲がほとんどでスティーヴのアルバムの延長線上にあるほのぼのささえ感じる作品。

クリスのブリバリっとしたベースが聴けたり、スティーヴとクリスのハーモニーが見事だったりと多少の聴きどころはあります。

5.1ch音源を収録したDVDとのセットもあります。







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