Chris Squire  クリス・スクワイア


(2CD+2DVD+LP)

A

Fish out of water

「リレイヤー」発売後に「さあ、みんなでソロアルバムだそうぜ!」企画で作られた作品。

「誰もワシを止めることはできんぞ」とばかりにクリスが弾きまくるズビビン・ベースを満喫できる作品。とにかくベースの音がでかいです。クリスが特徴のある声で歌いまくっています。

ドラムはビル・ブラッフォードが担当。小気味よいリズムが耳になじみます。オーケストラも導入し、広がりのあるプログレ世界が展開されています。

2018年にリマスターCD、2CD+2DVD+LPなどを封入したボックスセットが発売。詳しくはこちら



Jon Anderson  ジョン・アンダーソン


(SACD)

A

Olias of Sunhillow

「リレイヤー」発売後に「さあ、みんなでソロアルバムだそうぜ!」企画で作られた作品。

イエスに見られるようなスリリングな展開はなく、穏やかなファンタジー色満点の世界が広がっています。エスニック風な雰囲気も取り入れていて楽しめます。

クレジット上では全ての楽器をジョンが演奏していることになっていますが、「キーボードは彼の親友のヴァンゲリスが弾いているはずだ」という都市伝説があります(ジョン、ヴァンゲリスともに否定している)。

SACDはCD音源も収録しているハイブリッド仕様なので、今後SACDプレーヤーを買う予定がある方はこれを選ぶとよいでしょう。

C

Song of seven

「トーマト」発売後に一時期イエスを脱退していた時に作った作品。

カバーアートが前作風なので、ファンタジーな世界が広がっていると思ったら一曲目のピコピコしたテクノ風のドラムに拍子抜けします。

「ボクぁは、幸せだぁ〜」と言った感じの脱プログレの爽快なポップ曲が続きます。ラストの11分曲Song of sevenはファンタジー風のシンフォニックサウンドでようやく溜飲が下がります。

B

Animation

「ロンリーハート」でイエスに復帰する一年前に発売された作品。

一曲目から元気いっぱいで、聴いていてテンションがあがります。短い曲ばかりですが、プログレ的要素が随所に織り込まれています。

後に発売されるABHWの「閃光」やイエスの「ラダー」に収録されていそうなメロディーがあり、プログレ・ポップとして楽しめます。

C

3 ships

「ロンリーハート」と「ビッグ・ジェネレーター」の間に発売された作品。

オーケストラと合唱団を従えてジョンがクリスマス・ソングとオリジナル曲を楽しそうに歌っています。

クリスマスらしいキラキラとした曲が収録されています。12月に聴く分には雰囲気があっていいですが、年間をとおして聴くアルバムではないです。

C

In the city of angels

ロサンゼルスで録音した西海岸的に明るい曲を収録。一曲目からTOTO風AOLかボズ・スキャッグス風AOLかという感じでロック色が薄いです。AOLが好きな方には向いているでしょうが、私はすごい違和感を感じて途中で耐えられくなり完聴できていません。

この年、イエスのポップ路線に嫌気がさしてイエスを脱退したはずなのにこの陽気さは何でしょう? この翌年、ABHWで超プログレ作「閃光」をリリースしたなんて信じられないくらいです。それほどジョンの懐が深いということなのか、気ままにやりたい放題やっていると言うか・・・

レコーディングにはTOTOのメンバーも参加しています。

D

Deseo

「トーク」発売後、イエスがいったん解散状態になった状態の間に作った作品。

中南米のシンガーを迎えたラテン風の曲を収録しています。プログレさは皆無。ここまで突き抜けたら、もはや好き嫌いというレベルを超越しています。

「ジョンなら何でも許せる」という仙人の域に達した方か、ラテン・ミュージックが好きな方はどうぞ。

B

Change we must

フル・オーケストラをバックにジョンが歌い上げる作品。新曲に加え過去の作品のオーケストラアレンジバージョンも収録。

「シェイカー・ループス」は現代音楽家が作曲した怪しさたっぷりのスリリングな曲で惹きこまれます。オペラ歌手とデュエットした美しさの極み的な曲、アフリカっぽいコーラスが入った曲、少年少女合唱団をバッキングコーラスに入れた荘厳な曲などバラエティーに富んでいます。

ロック色は皆無。ヒーリングミュージックとしては最適。

?

Angels embrace

聴いていません。

A

Toltec

かつてメキシコ高地で文明を築いたトルテカ族を題材にしたコンセプトアルバム。

キーボードの入れ方、管楽器、打楽器の入れ方がいかにも「メキシコっ!」、「インカっ!」的で異次元世界に誘ってくれます。切れ目なく曲がつながり、途中で部族の酋長っぽい人のナレーターが入り雰囲気を高めています。

ドラマチックな構成になっていて聴き終えた時に達成感があります。

?

The promise ring

聴いていません。

?

Earth mother earth

聴いていません。

?

The more you know

聴いていません。

C

The living tree

リック・ウェイクマンとの共作。リックのキーボードだけをバックにジョンが歌っています。

一曲一曲はいい曲だと思いますが、アレンジが単調でメリハリがなく、聴いていくうちに「何か同じような曲ばっかり・・・」と飽きてきます。

ライヴ音源を収録したCDではシンプルにアレンジされたイエスの曲が間に挟むので、それほどの退屈感はないです。

?

インターネットで公募したデモテープをもとに作られた作品。

聴いていません。



Rick Wakeman  リック・ウェイクマン


(CD+DVD audio)


(CD+DVD audio)

A

The six wives of Henry VIII

「危機」と並行してレコーディングされた作品。

レコード会社との契約の都合上、何かアルバムを出さないといけないという状態になった時、たまたま飛行機の中で読んだ本から着想を得たとのこと。

全曲インストで多彩なキーボードを使ったプレイが楽しめます。いくつかイエスのライヴでも演奏されているので、耳に馴染んでいる曲があります。

2015年にはハイレゾ2chや4ch音源を収録したDVD audioとのセットが発売されました。


(CD+DVD)


(CD+DVD)


(3CD+DVD)

A

Journey to the centre of the earth

ジュール・ヴェルヌの小説「地底探検」を題材にした作品。

オーケストラと合唱団をフィーチャーしていて、冒頭の豪華絢爛さは迫力あります。続いて入る雰囲気たっぷりの女性ボーカルにはうっとりさせられます。LPでいうA面はオケ&合唱メインでリックのキーボードは添え物に感じられます。B面はロック色が前面に出てリックのソロパートもあります。

「地底探検」のストーリーを説明するナレーションが親切心で入っていますが、何言っているか聴き取れないし、曲が分断されてしまうので(特に後半)、私は邪魔者だと感じています。これがなかったら傑作度が上がったでしょう。

ヴェルヌの小説を読んで、映像を頭に描きながら曲を聴くと感慨が深くなるかも。

2016年に4chミックスなどを収録したDVDとのセットが発売。さらにライヴ音源を収録したボーナスCDがついた3CD+DVDも発売。


(CD+DVD audio)


(CD+DVD audio)

A

The myths and legends of King Arthur and the knights of the round table

6世紀初近辺で当時のイギリスの君主だったアーサー王を巡る伝説を題材にした作品。

前作と同様にオーケストラと合唱団をフィーチャーしていますが、こちらはバンドのサウンドがメインでオケ&合唱は味付け程度に留まっていて、リックが弾く多彩なキーボードを堪能することができます。

起伏に富んだドラマチックな展開になっていて聴き応えあります。本作のテーマ的な位置づけで何回も登場する中世イギリス風の男性合唱と中世風のピアノのフレーズが雰囲気たっぷりで耳に残ります。

2015年にはハイレゾ2chや4ch音源を収録したDVD audioとのセットが発売されました。

これ以降、数え切れないアルバムを出していますが、聴いていませんし書くのも大変なので省略します。


Steve Howe  スティーヴ・ハウ

C

Beginnings

「リレイヤー」発売後に「さあ、みんなでソロアルバムだそうぜ!」企画で作られた作品。

イエス的なプログレ色は皆無。フツーのロックアルバムです。インスト曲はよいですが、彼がボーカルをとる曲は聴くに堪えません。完聴する前に聴くのを断念しました。

スティーヴの信者向け。

B

Steve Hoew album

14種類のギターを駆使ししてレコーディングされた作品。プログレに捕らわれずにいろいろなタイプの曲を演奏しています。どっちかというとアコースティックな音の方が多いです。プログレ的な感じは薄く、疲れた時の癒しとして向いているでしょう。

彼が歌ったのは1曲、それもごく一部なので、前作よりとっても聴きやすいです。

これ以降、アルバムを出していますが、関心がないので省略します。


Alan White  アラン・ホワイト

B

Ramshackled

「リレイヤー」発売後に「さあ、みんなでソロアルバムだそうぜ!」企画で作られた作品。

1969年頃に組んでいたバンドのメンバーと一緒にレコーディングしたものです。アランが作曲した曲はなく、全て旧友が書いています。

ジャズっぽさのある軽快なロックが収録されています。肩ひじからずに聴けて、気分転換にはよいかも。

一曲だけ、ジョンとスティーヴが参加しています。